メジャーレーベルからカバーアルバムをリリース!
現在、(株)大塚楽器製作所の社員として様々な業務に就き、演奏活動も積極的に行なっているトム・バノップヘムさん。TikTokのフォロワーは30万人以上と、Ocarina愛好者はもちろん、Ocarinaを知らない若い世代にも広く知られています。
そんなトムさんがDREAMS COME TRUE(ドリームズ・カム・トゥルー。以下、ドリカム)の名曲をカバーしたドリカム史上初のOcarinaによる公式カバーアルバム「Bittersweet」(ビタースイート)を発表。2021年9月22日にメジャーレーベルのユニバーサルミュージックよりリリースされました。
そんなトムさんに同アルバムについて聞きました。
日比谷音楽祭で出会う
その後、仲良くしてもらって、ある日中村さんが「新しい音楽を一緒に作ろう」と。最初はアルバムを作るということではなかったけれど、レコード会社の担当者なども出席した会議で僕のTikTokのフォロワーが30万人以上いるからいろんなことができるね、という話になって、最終的にドリカムのカバーアルバムを作ることになったんです。
また、ドリカムの曲は物悲しい曲とハッピーな曲があるから、このタイトルに合うなと思って、みんなに伝えたら賛成してくれました。
インタビューはさらに続きます。全文は本誌Ocarina Vol.39でお楽しみください。
CD Information
「Bittersweet」トム・バノップヘム
【UMCK-1703】ユニバーサルミュージック
[価格]¥2,500(税込)
[演奏]トム・バノップヘム(Oc)、フアン・パチェコ(Pf)
[収録曲]未来予想図Ⅱ、きみにしか聞こえない、めまい、す き 、三日月、琥珀の月、おやすみのうた、NOCTURNE 001、SNOW DANCE、ETERNITY、ボーナストラック:Green Hill Zone
Profile
トム・バノップヘム Tom Vanopphem
1990年ベルギーの首都ブリュッセルで生まれる。1998年(8歳)のときに、日本のビデオゲーム「ゼルダの伝説─時のオカリナ」でオカリナを知る。長年「オカリナ」はゲームのなかの仮想の楽器だと思っていたが、実際に存在する楽器と知り感動する。2004年に、初めてのオカリナを手にする。その後、Webサイトでオカリナ複数管の演奏を見て、自分も演奏してみたいという思いに駆られ、2009年(19歳)複数管オカリナの演奏に取り組み始める。それまで楽器経験がなかったものの、猛練習で音楽知識、演奏力の向上に努めた。イタリア、オーストリア、ギリシャ、中国、台湾など様々な国に赴き、演奏経験を積むとともに、多くの国々で称賛を受けた。神戸で開催されたコンサートに招待され、かねてより夢であった日本を訪れることとなった。短期的な滞在の予定だったが、日本の文化や景色、人々の優しさに触れ、日本にとどまることを決意。現在オカリナメーカーである㈱大塚楽器製作所に所属。現在に至る。
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