Ocarina vol.41
日本オカリナアンサンブルコンクール主催 日本オカリナ協会 座談会 後編
「2021 第4回日本オカリナアンサンブルコンクール」は2021年9月4日(土)、東京・代々木上原にある古賀政男音楽博物館「けやきホール」にて開催を予定していましたが、東京都に緊急事態宣言が発令され、急きょリモート開催・動画審査に変更されました。参加者はもちろん、主催者の日本オカリナ協会も様々な対応に追われましたが、同年の11月30日(火)の審査会、そして12月5日(日)の表彰式を無事に終了しました。
同コンクールを主催する日本オカリナ協会の代表である大塚太郎さんをはじめ、事務長の澤秀樹さん、理事長の田島篤さんの3名に、コンクールの審査基準や、日本オカリナ協会の活動についてお聞きしました。
日本オカリナ協会の活動の一つが日本オカリナアンサンブルコンクール
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審査基準をオープンにされていますが、その基準を知らない人のために審査基準を教えてもらえますか?
田島篤
A(7重奏)・B(2〜5重奏)組は、響き、和音(構成を理解し、美しいハーモニーが得られているのか)、ピッチ(正しい音程感で演奏できているか)、リズム(リズムや拍節は正しく演奏されているか)、テンポ(楽曲に合ったテンポで演奏されているか)、アインザッツとリリース(音の出始め、音の処理は適当か)、バランス(役割を理解しバランスを意識しているか)、表現力(適切な表現ができているか)、アンサンブル性(アンサンブルとしての一体感が得られているか)、ステージマナーの10項目あります。
C(重声部合奏)組に関しては、A・B組と内容は同じですが、項目をまとめていてリズム・テンポ、表現・バランス、ピッチや音程感、合奏力・アンサンブル性、響き・ステージマナーの5項目になります。
A・B組の評価は、根本から見直したい(0〜20)、少し改善したい(21〜50)、妥当の範囲(51〜70)、よくできている(71〜90)、この上なく最良な状態(91〜100)の5段階、C 組は、少し改善したい(20〜50)、妥当の範囲(51〜75)、良くできている(76〜100)の3段階となっています。
C(重声部合奏)組に関しては、A・B組と内容は同じですが、項目をまとめていてリズム・テンポ、表現・バランス、ピッチや音程感、合奏力・アンサンブル性、響き・ステージマナーの5項目になります。
A・B組の評価は、根本から見直したい(0〜20)、少し改善したい(21〜50)、妥当の範囲(51〜70)、よくできている(71〜90)、この上なく最良な状態(91〜100)の5段階、C 組は、少し改善したい(20〜50)、妥当の範囲(51〜75)、良くできている(76〜100)の3段階となっています。
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コンクールの主催者である日本オカリナ協会についてお聞きします。設立の目的や理念(想い)を教えてください。
大塚太郎
設立の目的はオカリナ音楽の普及・発展に貢献する、これに尽きますね。この目的のために何をするか、を会員の皆さまと一緒に考えていって、できることから始めていければいいなと思っています。指針としては、日本オカリナアンサンブルコンクールの開催をはじめ、小中学校への音楽鑑賞会、オカリナ愛好家・講師・演奏家のサポート、オカリナを通じての国際交流、オカリナ関係者の親睦などがあります。
澤秀樹
いろいろな活動をしていますが、その活動の一つが日本オカリナアンサンブルコンクールです。比較的大きなイベントではあります。
あとは登録されている先生方に小中学校で音楽鑑賞会を開いていただくなどもありますが、現在のコロナ禍でそういう活動もなかなかできていないので、状況が良くなればこういった活動も積極的に取り組んでいきたいと思っています。
あとは登録されている先生方に小中学校で音楽鑑賞会を開いていただくなどもありますが、現在のコロナ禍でそういう活動もなかなかできていないので、状況が良くなればこういった活動も積極的に取り組んでいきたいと思っています。
インタビューはさらに続きます。全文は本誌Ocarina Vol.41でお楽しみください。
第4回 日本オカリナアンサンブルコンクールの参加者の演奏、審査会の様子は、日本オカリナ協会のYouTubeチャンネルでチェックできます。
https://www.youtube.com/channel/UCVBa_JVLR8S67i819_Udl4A
日本オカリナ協会の活動内容については下記へアクセス!
https://joa.ocarina.co.jp/
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