舞歌
東京都が指定した公共施設や民間施設などで演奏できる「ヘブンアーティスト」のライセンスを持つ舞歌氏のインタビューが実現。ヘブンアーティストのことはもちろん、Ocarinaとの出会いや、ファーストアルバムのことも語ってもらった。
舞歌氏がOcarinaと出会ったのは小学3年生のとき。松本零士作の「宇宙海賊キャプテンハーロック」というアニメを見ていたとき、画面から流れるインパクトのある音色に魅了された。それがOcarinaの音色だった。
一方、歌うことが大好きだった舞歌氏は中学でコーラス部に所属し、音楽大学では声楽の道に進む。この経験がOcarinaの音色を磨くことにも繋がり、幅広い音色を出せるようになったという。大学4年間に培ったものすべてをOcarinaに込めて吹いている舞歌氏の、力強く美しい音色はこうして生まれた。
そんな舞歌氏は屋外で演奏活動を行なっている。様々な人が舞歌氏の演奏を聴きにくるため、ほかにはない喜びが味わえるとともに苦労も絶えないようだ。ほかのヘブンアーティストからは良くも悪くも「舞歌さんのステージはイベント三昧ですね」といわれるほど。しかし、一音で涙が出るくらいの音色が出せるようになるまで、舞歌氏は屋外のステージに立ち続けるだろう。
舞歌 Maika
兵庫県出身。大阪音楽大学音楽学部卒業。小学3年生の時、松本零士作「宇宙海賊キャプテンハーロック」のまゆのオカリナに出会い、その音色に強く惹かれオカリナを吹き始める。大学卒業後、神戸異人館風見鶏の館前ムーンライトステージにて演奏活動を始める。2003年東京都主宰の第3回ヘブンアーティストオーディション音楽部門にオカリナ奏者として合格。現在は、東京都公認ヘブンアーティストとして、東京都主催のイベント、被災地派遣、豪華客船、上野の森美術館ミュージアムコンサート、ディナーショー、小学校、保育園などでの様々なイベントに出演。リリースしたアルバム『舞歌』がNHKラジオ深夜便オンエア。風のように爽やかで透明感のある音色は、女性オカリーナ奏者として多くの人々から好評を得ている。
「Maika~舞歌」
[収録曲]小鳥、マルセリーノの歌(Marcelino Pany Vino)、春よこい、朧月夜、いつも何度でも、ロサ・ブランカ(Rosa Blanca)、ボクの背中には羽根がある、君の影になりたい(Quiero Ser Tu Sombra)、SEISOUSO、ピノキオ、ピッコロ協奏曲ハ長調第2楽章、日曜はダメよ(Never on Sunday)
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