「オカリーナの森・心象スケッチ」
【SOFM-1005】風音工房
[演奏]宗次郎(Oc)、野村織音(Fl)、今井博子(Vn)、森正明(Guit)、蓮沼健介(Pf)
[曲目]アイヌ古老の歌に寄せて、歩き出して吹き飛ばして、りんどうの花開いて、月夜のダンス、今から明日へ、人生は悲しいものだけれど、山路来て…すみれ草、美っ空の下で手を繋いで、アイヌ古老の歌に寄せて in the deep forest
[価格]¥2,500(税込)
[購入]宗次郎公式オンラインショップ
https://sojiro.base.shop/
澄んだ音色の秘密と、薪を使ったOcarina作り
日本の多くのプロ奏者をはじめ、世界中のOcarina奏者に大きな影響を与えてきた宗次郎さんの3年ぶりとなるニューアルバム「オカリーナの森・心象スケッチ」が2022年10月1日にリリースされ、前号のOcarina vol.43では宗次郎さんにニューアルバムのことを中心としたインタビューを行ないました。
今号では宗次郎さんの安定したピッチや素朴で澄んだ音色の秘密に迫ります。
さらに茨城県常陸大宮市にある「Sojiroオカリーナの森」でのOcarina作りについてもお訊きしました。
自分の求めている音色を見つけていく
自分の求める音色がどういうものなのかを明確にしておいて、自分でいろいろと試してみて、それが自分の求めている音色なのかを見つけていくしかないです。
パッと吹いて良し悪しは決められない
昔は今のような立派な窯ではなく小ぶりのものでした。デビューしたころは廃校になった小学校で作っていましたが、一度に100本くらいしか焼けなかったんです。
インタビューはまだまだ続きます。全文は本誌Ocarina Vol.44でお楽しみください。
CD Information
Profile
宗次郎 Sojiro
陶製の笛オカリナの第一人者。群馬県館林市出身。1975年、生まれて初めて聴くオカリナの音色、響きに魅せられる。この年から、自分の目指す音を求めて本格的にオカリナ作りを始める。1985年までの10年間に制作した数は1万個を越えている。その中から選りすぐった10数個のオカリナを使用している。1985年にレコードデビューし、1986年のNHK特集「大黄河」の音楽で一躍脚光を浴び、人気アーティストとしての地位を得る。その後、定期的にオリジナル・アルバムをリリースし、アルバム発売に合わせて全国各地でコンサートツアーを実施。1993年には、アルバム『木道』(キドウ)『風人』(フウト)『水心』(スイシン)の自然3 部作で、第35回日本レコード大賞<企画賞>を受賞。2001年よりマイク等音響機材を使用しない生音コンサート<クラシカル・アンサンブル~オカリナ・エチュード>を毎年実施。2008年8月、オカリナの普及やファンとの交流の場として茨城県常陸大宮市の自宅近くに「Sojiroオカリーナの森」を建設。2019年4月に6年振りとなるオリジナル・アルバム『昔むかしの物語(はなし)を聴かせてよ』を発売。2022年10月1日には3年振りとなるオリジナル・ニューアルバム『オカリーナの森・心象スケッチ』を発売。常に自然との関わりの中で土とのふれ合いを大切にし、コンサート、作曲、創作活動を続けている。
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