クラシックを極めるために演奏活動を続け、今年Ocarina奏者30周年&還暦を迎える
善久(Zenkyu)さんは学生時代にチューバを学び、1994年からOcarina奏者としての活動をスタート。今ほどプロ奏者がいなかった当時からOcarinaの普及・啓蒙に務め、1999年には初のソロコンサートを茨城・土浦のレストランにて開催しました。その後2000年に個人事務所を設立して以来、今日まで精力的に活動を続け、今年Ocarina奏者30周年、そして還暦を迎えます。これまでの活動の中でも印象深いのは、三宅島噴火や東日本大震災の後に被災地を訪れ演奏を行なうなど、ボランティア活動に積極的なこと。またOcarinaオーケストラを率いて世界各国を巡っていることも、善久(Zenkyu)さんの活動の主体になっています。そんな善久(Zenkyu)さんにこれまでの30年を振り返ってもらいます。
合奏団をいろんな国に連れていきたい
また、訪れた国の人はオカリナを知らないので、日本からプラスチックのオカリナを持って行ってワークショップをやったりしています。
善久(Zenkyu)オカリナ合奏団もいろんな国に連れて行きたいと思っています。
インタビューはまだまだ続きます。全文は本誌Ocarina Vol.50でお楽しみください。
Information
オカリナ演奏生活30周年&還暦記念
善久(Zenkyu)オカリナコンサート
〜バロックから現代クラシックの世界〜
[日時]9/28(土) 14:00 開演(13:30 開場)
[会場]紀尾井ホール(東京都千代田区紀尾井町 6-5)
[出演]善久(Zenkyu)(Oc)、本橋マユミ(Pf)
[料金]全席指定:前売¥5,000、当日¥5,500(8月28日より発売開始)
[曲目]モーツアルト:歌劇『魔笛』より夜の女王のアリア、エルガー:朝の歌、ピアソラ:リベルタンゴ 他
[問合せ]上遠野(カドノ)音楽事務所 03-3568-1656
Profile
善久(Zenkyu)
東京生まれ。東京音楽大学卒、テューバを田中真輔に師事。宮内庁雅楽部では笙を豊雄秋と多忠雄に学ぶ。日本を代表するオカリナ奏者の一人で、高度な技術を持ち幅広いジャンルの演奏活動をしている。タイ、ベラルーシ共和国、シンガポール、アメリカ合衆国(ニューヨーク、ボストン)、カナダ、チェコ共和国、ドイツ、フランス等、海外でも活躍。2014年と2017年にニューヨークのカーネギーホールの日米親善公演に出演し大好評をおさめる。2015年日光東照宮400年式年の奉納演奏。2016年ロシアのウラジオストク・フィルハーモニーホール「第25回記念 春の国際芸術祭 日露友好公演。2019年にチェコ共和国のプラハ、ドヴォルザークホールにて「日本・チェコ親善コンサート」に出演。また、(公財)日本野鳥の会の野鳥保護活動にも力を入れ、三宅島・新島・神津島等で楽曲を提供し、イベントにも出演し自然保護動も行なっている。現在、東京・神奈川・茨城・福島等で指導を行ない、「善久(Zenkyu)オカリナ合奏団(ZOG)」を主宰。東日本大震災復興祈念「野口英世記念ばんだい高原国際音楽祭(2018年より「野口英世記念ふくしま国際音楽祭」に名称変更)に参加。 2022年11月「善久(Zenkyu)オカリナリサイタル 〜バロックから現代までのクラシックの音色〜」(紀尾井ホール)開催。2023年5月「いしかわ・金沢 風と緑の楽都音楽祭」に出演。教則本「オカリナ二重 奏の教本」(ドレミ出版)、「ZENKYU Ocarina Lesson〜日課練習と演奏テクニック〜」(サーベル社)を出版。「日本酒指導師範」の免許を持つ珍しい音楽家。日本野鳥の会の会員。日本オカリナ協会理事。
公式ホームページ www.zenkyu.com
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