オカリナ記事 練習すればするほど成果が出る Ocarinaは楽しく幸せな楽器
オカリナ記事 練習すればするほど成果が出る Ocarinaは楽しく幸せな楽器 オカリナ記事 練習すればするほど成果が出る Ocarinaは楽しく幸せな楽器
Ocarina vol.52│茨木智博

練習すればするほど成果が出る Ocarinaは楽しく幸せな楽器

Ocarinaの可能性を広げている茨木智博氏。2025年のお正月に茨木氏にインタビューを敢行した。トランペットとOcarinaの二刀流で活動を行なっている茨木氏は、Ocarinaを他の楽器と同じような立ち位置にしたいと語る。

 

他の楽器と対等な関係に

あけましておめでとうございます。今日は茨木さんがOcarina奏者として歩み始めたころのことから伺いたいと思います。もともとはトランペット奏者として活動をされていましたね。トランペットとOcarinaの二刀流は珍しいと思います。
茨木
大学時代からトランペットで仕事を少しずつしていたのですが、トランペット専攻は学生がたくさんいるのに、仕事があまりないんですよ。レッスンにしてもマンツーマンが基本ですし、生徒の取り合いになることは目に見えていました。需要と供給が合っていないんですね。そんなときに出会ったピアニストが、Ocarinaの伴奏をよくやっている方で、Ocarinaの先生は生徒さんが200人、300人もいて先生方は潤っていると(笑)。
大学を卒業しても何かしらアルバイトをしなければいけないと思っていましたが、音楽に関係のないことをするよりは、副業でOcarinaのレッスンをしようかなと。
僕はトランペットに限らずいろいろな楽器を吹きたいと考えていたので、Ocarinaも中学生のときに購入していたのを思い出しました。それで大学のトランペット部屋(各楽器の専攻生が集まって練習などをする部屋)で、吹いてみたんです。それがみんなにウケました。それに気を良くして、『チャールダッシュ』を練習してね。
やっていくうちにOcarinaは自分に向いていることがわかりました。当時はプロも少なくて、Ocarinaの世界はまっさらな畑でした。
茨木さんが理想とするOcarinaの未来は?
茨木
Ocarinaはゴールがよくわからないというのが弱点です。ネタ楽器としては人気ですが、音楽を真剣にできる楽器だとは認知されていません。僕はOcarinaはかっこよい音楽ができる可能性がある楽器だというのを知ってもらいたいですね。他の楽器と対等な関係になるのが目標です。

 

全文は本誌Ocarina Vol.52でお楽しみください。

 

Information

茨木智博オカリナ&トランペット リサイタル
[日時]2/24(月)14:00開演
[会場]ドルチェ・アートホールOsaka
[共演]森浩司/森悠也(Pf)
[曲目]W.A.モーツァルト:オーボエ協奏曲 ハ長調(オカリナ版)、森悠也:箱庭の小鳥、茨木智博:涼風 他
[料金]一般¥5,000 大学生以下¥1,500
[問合せ]オカリナドルチェ 070-7659-4808

 

「Project QuO」
1stアルバム 好評発売中!

茨木智博(Oc)、山下Topo洋平(ケーナ)がフロントに立つProject QuOの1stアルバムが2024年9月にリリースされた。
オカリナとケーナのハーモニーを楽しめる待望の一枚。
[演奏]山下Topo洋平(ケーナ、サンポーニャ)、茨木智博(Oc)、森 悠也(Pf)、箭島裕治(Bass)、相川 瞳(Perc)
[収録曲]山下Topo洋平:森と空をつなぐもの、森悠也:穴の空いた満月/Flying、茨木智博:涼風、森悠也:またね/Karaburan/動物たちのユートピア、森悠也 編曲コンドルは飛んでいく、森悠也:七色飴/ソラニミル六華、山下Topo洋平:案山子
※発売記念ライブの詳細は茨木氏のホームページを参照のこと
https://ibarakitomohiro.sakura.ne.jp/

 

Profile
茨木智博 Tomohiro Ibaraki
トランペット・オカリナ奏者。クラシック、ポピュラー、ジャズなど幅広いジャンルの音楽による演奏は、その柔軟な音楽性によって多くの支持を得ている。 現在自身のコンサート活動を中心に、ライブ、レコーディング、依頼演奏などを積極的に行なっている。 オカリナ奏者、フリューゲルホルン奏者として多くのCDをリリースしいずれも好評を博す。 洗足学園音楽大学ワールドミュージックコース・オカリナ科講師。東京音楽大学卒業(トランペット専攻)。

 







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