“できないことが当たり前”と気づいて、広がった指導者としての道
日本のOcarina界をけん引してきた植田篤司氏をナビゲーターに、Ocarina界に貢献してきた人物や団体を紹介していく「もうひとつのOcarina物語」。今回は特別編前編として、台北、兵庫、東京をオンラインで結び、台湾で活躍中の日本人Ocarina奏者 Seiko(葉山青子)さんに話を聴いた。
Profile
Seiko(葉山青子)
沖縄県那覇市出身。幼い頃から音楽に触れ合い、高校時代には、沖縄県リコーダーアンサンブルコンクールで金賞を受賞。台湾大学を卒業し、台湾に定住。2010年から数年間、台北オカリナ楽団、Rubato オカリナ楽団、Jokarina に所属し、台湾以外でも、日本、韓国、北京等で演奏。2011年台湾Culture 文化文化杯音楽大賞オカリナ部門第1位を受賞。オカリナ奏者としての実力が認められ、2014年8月に、北京で行なわれたアジアオカリナフェスティバルのオカリナ演奏家名家コンサートで、台湾を代表する演奏家として出演。それ以来、2018年4月のフォーカリンク国際オカリナフェスティバル、同年8月に香港で行なわれた第5回アジアオカリナフェス等でも台湾を代表する演奏家として出演。その他、数々の日台の交流コンサートに参加。2015年から台北市政府付属市立文献館のイベントの企画に協力し、日本時代の建造物である西本願寺で、オカリナFor Fun 音楽会等を2回開催。2016年には同じく西本願寺で個人のコンサートを開催。日本のアーティスト、Pepe Shimada とのコラボを始めとし、様々な音楽活動を行ない、2017年には、台湾の有名なミュージシャン江美琪さんの“親愛なる世界”という曲のオカリナパーツを演奏し、「恋はドキドキ~ Memory Love」というドラマの挿入歌として採用されている。
高校を卒業して台湾へ
Seikoさんはいつから台湾に?
その後は遊學志さんがやっていらっしゃる台北オカリナ楽団、クーロンさんから誘ってもらってRubatoオカリナ楽団などに入って活動していました。
インタビューはさらに続きます。全文は本誌Ocarina Vol.34でお楽しみください。
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