パリ国立高等音楽院で学び、サクソフォーンと室内楽の両方で1等賞を受賞。以来クラシックと現代音楽の両分野での世界的なサクソフォーンの名匠との評判をうち立て、現代曲においてはサクソフォーンに対する認識を広めることに貢献している。昨シーズンはM. ジャレルの『復活』とB. ジョラスの『セカンド・コンチェルト』の初演を行い、F. マルタンの『バラード』の日本初演を行なった。L. ベリオの『レシ』も初演し、リスボンのGulbenkian財団とSchleswig-Holsteinフェスティバルでも演奏している。ドゥラングルとベリオはたびたび共同で活動しており、ヨーロッパ、アメリカ中を演奏旅行している。ストラスブール・ミュージック・フェスティバルからは、タンゴに触発された曲でアルゼンチンの10人の作曲家が書いた「Tango Futur」の初演を行うよう招待を受けた。また、1986年にピエール・ブーレーズが初めて招待して以来、アンサンブル・アンテルコンタンポランと共演している。フランス国立管弦楽団など数々の管弦楽団と共演し、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団には1992年以来招かれている。1988年からパリ国立高等音楽院で教鞭を執っており、世界各地でマスタークラスを開催している。さらにフランスサクソフォーン協会、国際サクソフォーン委員会の会長を務めている。
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デニーソフ:サクソフォン協奏曲
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太陽の徴の下に
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A La Francaise [Import]
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ジャパニーズ・ラブ・ソング
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