東京藝術大学卒業。1988年(川崎)1992年(イタリア)1997年(スペイン)に於ける世界サクソフォーン・コングレスに参加。ソロ、室内楽や、ジャンルを超えたアンサンブル「COLORS」、国内の主要なオーケストラでの演奏の他、スタジオワークとして、シドニーオリンピックにおけるシンクロナイズド・スイミングのデュオ(銀メダル)の音楽や、映画「電車男」サウンドトラック、テレビCM等の多彩な活動を展開している。これまでに2回のバリトンサクソフォーン・リサイタルを開催し好評を博す。2005年にソロCD「アルペジョーネ・ソナタ」、2007年にソロCD「影の庭」をリリース(共にマイスター・ミュージック)。アルモ・サクソフォーン・クァルテットで7枚のCD をリリース。サクソフォーンを喜田賦、阪口新、冨岡和男の各氏に師事。武蔵野音楽大学、聖徳大学非常勤講師。東京佼成ウインドオーケストラ バリトンサックス奏者。
シューベルト:アルペジョーネ・ソナタ
影の庭
渡辺貞夫さん。中学生のころ、初 めて買ったサックスのレコードが「カリフォルニア・シャワー」。日本の最先端 を行っている感じで、本当にかっこよかった。何回も聴いて、一生懸命まね していました。
影響を受けたアルバムP.ボノー『ワルツ形式によるカプリス』高校の時、ミュールの演奏による レコードを聴き、技巧と表現力に衝撃を受けた。このレコードには他に『プ ロヴァンスの風景』、クレストンの『ソナタ』なども入っており、サックスの録 音が少なかった当時、ただ唖然と聴いていました。
■印象に残っている演奏ロンデックス、デファ イエ四重奏団、ヘムケ、ルソー、須川展也、大野和士/東京都響(1988年8 月横浜県立音楽堂)空前絶後のラインナップ。20年以上経ってしまいまし たが、今思い出しても、ゾクゾクします(日本で行なわれた世界サクソフォー ンコングレスの中の「協奏曲の夕べ」。これ以外にもたくさんのコンサートが 行なわれた、5日間のこのコングレス全体が最も思い出にのこるイヴェント です。主会場は川崎市、麻生市民館)