日本を代表するサックス奏者。8種類以上の楽器を吹きこなし、クラシックからジャズ、ロックまでジャンルを問わず演奏できる名プレイヤーとして、またコンサートのソリストとして、多方面で目覚しい活躍を続けている。フランク・シナトラ、ナタリー・コールなど、海外アーティストのコンサートにも参加。服部克久率いる東京ポップスオーケストラでカーネギーホールへの出演、宮川泰と名匠「宮川組」でシカゴ公演など数多くのコンサートで成功を収めている。スタジオミュージシャンとしては、ニューヨークや香港レーベルの依頼により単身海外に出向いてレコーディングするなど、多い時には年間1000曲を超えるレコーディングに参加。また、さだまさしや玉置浩二、谷村新司などのコンサートにサポートメンバーとして参加、蜷川幸夫演出の「三文オペラ」や三谷幸喜の「オケピ」等にもミュージシャンとして参加している。またNHK連続ドラマ「ちゅらさん」のクラリネット、サックス、フルートの演奏を担当、「さくら」、「まんてん」でも演奏。人々の心の奥底にある優しさに訴えかける演奏をすることを最も大切にしている平原まことのそのあたたかな美しい音色は、音楽の力の限りない可能性を予感させる。これまでにCD「月の癒しVol.1」「月の癒しVol.2」「アコースティック ヤマト」をリリース。2007年には、「宮川彬良&平原まことの音物語」でツアーを展開している宮川氏とのコンビネーションによる「アキラさんとまこと君 ふたりのオーケストラ」【COCQ-84377】をリリース、2009年には「ヴォーカリーズ」【COCB-53800】を発売。
アキラさんとまこと君 ふたりのオーケストラ 2007-09-19
宮川彬良 アコースティック・ヤマト 2005-03-23
月の癒し~もっと癒されて~ 2000-07-01
ヴォーカリーズ 2009-05-20
五十嵐明要、ポール・デスモント、フィル・ウッズ、デヴィッド・サンボーン
(たくさんの影響を受けたから)
影響を受けたアルバム平原まこと初アルバム
『Moon Healing』
■印象に残っている演奏
平原まこと30周年記念コンサート
(2004年7月30日東京オペラシティ 大ホール)