1940年、埼玉県生まれ。東京藝術大学付属音楽高校、音楽学部を経て、大学院修士課程を修了。在学中に安宅賞を受賞。フルブライト留学生として、アメリカのイーストマン音楽学校ならびにノースウェスタン大学に学んだ。その間に、イーストマン=ロチェスター・シンフォニー・オーケストラと共演、また、イーストマン・ウィンド・アンサンブルの首席サクソフォン奏者を務めた経験も持つ。帰国後も海外のプレイヤーと交流を重ね、クラシック・サックスの先進国の情報を日本に伝えた。また東京藝大や国立音大などで指導を行ない、数多くのプレイヤーを育てている。また、氏の著書のひとつ「管楽器メソード・シリーズ サクソフォーン教本」は、これまでに35版以上を重ねるベストセラー。1987年、47歳という若さで他界。