“宅レン”秘伝メニュー その1
日本だけではなく、全世界を激変させてしまったCOVID-19、いわゆる新型コロナウイルス。外出自粛=StayHomeが合言葉となり、特に音楽産業に大きな影響が及んでいることは各種メディアで報道されている通りだ。ライブやコンサートも中止になり、対面でのレッスンもできなくなっている。そんな今だからこそできる練習やトレーニングなどを知っておくことが不可欠だ。そこで今回は、プロの演奏家たちに、活動がままならなくなった現状で、どんな個人練習を自宅で行なっているか公開してもらうことにした。若手から中堅の脂が乗り切った人気プレイヤーが、宅レンのメニューを伝授!! (掲載は五十音順)
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青木秀明(あおきひであき)
1975年生まれ、香川県高松市出身。大学時代にジャズに心酔し在学中から四国・関西・名古屋にて活動。2000年に上京し、首都圏を中心に国内外のミュージシャンとライブ活動を行なうと共に、スタジオワークでも活躍。実力派ジャズバンドEspacoのメンバーでもある。雄大なプレイと類い稀なるメロディセンスはジャズ以外の音楽シーンでも高い評価を受けるファーストコールのミュージシャンである。
井出慎二(いでしんじ)
明治大学在学中に各JAZZコンテストでソリスト賞受賞。卒業後渡米しバークリー音楽院留学。自身のユニット「大筒小筒」や「Funk Orchestra T.P.O」「Tokyo Brass Art Orchestra」のメンバーとしても活躍中。2019年6月に大筒小筒3rdアルバム「道しるべ」をリリース。
海野あゆみ(うんのあゆみ)
洗足学園音楽大学器楽科卒業。全曲オリジナルのアルバム「FIND A NEW PLACE」を全国リリースし、『JAZZ LIFE』『THE SAX』『サックスマガジン』『ADLIB』等の雑誌に『2010年を賑わせたアルトサックス奏者』等で紹介される。西野カナ、私立恵比寿中学、岡崎体育、石井竜也、嵐、田原俊彦、EXILE ATSUSHI、FiVE(ジャニーズJr.)、 SKY-HI、SILVA、小柳ゆきなどのアルバムやライブサポートなどに多数参加。
加納奈実(かのうなみ)
4歳よりクラシックピアノ、9歳よりジャズアルトサックスを学ぶ。2008年、2010年にはJay Thomas(Tp)氏の薦めにより渡米。Paquito D'rivera(As,Cl)、Gary Smulyan(Bass)、Buch Miles(Ds)、Benny Green(Pf)等と共演、好評を博す。2016年春、New Orleans Jazz&Heritage Festivalに高澤綾(Tp)バンドのメンバーとして出演、レコーディングにも参加。現在は自身のリーダーバンド“mawsim”の他、ジャズピアニスト永武幹子とのDUO“Jabuticaba”や“VUCA”など様々な活動を展開。