サックス記事詳細:新風を巻き起こすビッグバンドJ-Line Jazz Orchestra
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新風を巻き起こすビッグバンドJ-Line Jazz Orchestra

j-line jazz

いまやプロ、アマの垣根を越えてブームとなっているビッグバンド。そこにとびきりイキのいい連中が新風を巻き起こしている。その名はJ-Line Jazz Orchestra。今後の日本ジャズ界を牽引していく20代後半から30代の若手が大挙参加したこのビッグバンドは、トロンボーンの朝里勝久をリーダーに2000年に結成されたが、もともと実力者ぞろいゆえに各々がシーンで頭角を現すにつれスケジュールの調整が難しくなり、しばらく開店休業状態だった。ところが、2012年に久々に集まってライブを開催すると、そのパワーアップぶりにファンもそして彼ら自身もビックリ! これが人気サックス奏者、竹上良成の目に止まり彼のプロデュースによるデビューアルバム制作のプロジェクトがスタートした。
そして、一年近くをかけて完成にこぎつけた彼らのアルバム「Wish」(5/22発売)の最終レコーディング現場にTHE SAX編集部が潜入。世田谷区某所にある外観から内装まで何もかもゴージャスな「バトルクライサウンドスタジオ」に到着すると作業はすでに佳境を迎えていた。マイケル・ジャクソンのカバー『Workin’ Day And Night』をプロデューサー竹上良成、トロンボーンのメンバーでこの曲のアレンジャー石戸谷斉の指示のもと録音している真只中。気心知れた同士ならではの丁々発止のやりとりで妥協を許さない雰囲気が感じられた。
途中、休憩の合間を利用して竹上良成、そしてサックスセクションのメンバー大郷良知(Ts)、長島一樹(Bs)、萱生昌樹(As)、竹村直哉(Ts)、鈴木圭(Ts)、本間将人(As)に、それぞれレコーディングの手応えを語ってもらったので、そちらは誌面で是非確認してほしい。


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