Makoto ni mail de Q！　-THE SAX vol.2掲載-

Makoto ni mail de Q！　第2回

2023-10-13

Mail de Q！　第1便
音程、合ってると思っているのに……
私はこの春高校に入学しました。吹奏楽は中学からやっていたので、高校でもまた吹奏楽部に入部しました。私はパート内でのチューニングの時に、なかなか音が合わなくて先輩方に迷惑をかけています。先輩の音に自分の音を重ねてチューニングするのですが、いつも音がうなってしまいます。合わせようと思い、先輩の音を聴いて音をイメージしてから音を出すようにしています。また、自分では合ってると思っていても合ってないと言われてしまうこともあります。どうすれば音程が合うでしょうか？　何か良い方法はありませんか？　お願いします！

Makoto

息の流れのイメージを持とう
<自分では合ってると思っていても合ってないと言われてしまうこともあります>
これが最も難しい！　チューニングメーターで合っていても何か少し違うように聞こえることがある。
～解決策～
チューニングメーターで調べる音程は、あるポイントにさしかかると針は止まるよね。しかし人間が聞く音程は何か上ずっていたり、逆に下ずっていたりして聞こえることがよくある。これは奏法の問題だったり、倍音の関係だったりする。
イメージの持ち方はまず指で丸を作ってOKサインを作ってみて！　君が楽器に入れる息をそこに入れてみよう！輪の中の中心に向けて息をいれる。イメージの息が上の方や下の方に行っていないかい？　これはあくまでイメージだからね！　真っ直ぐに真ん中の点に向かって息を入れよう！！　だいたいこれで解消する。それでもともとチューニングが高けりゃチューニング管を抜く、低けりゃチューニング管を入れる、簡単力ンタン、人間の耳はそんなことよりもっと音楽的だ！　
たくさんメロディを吹いて自分で納得すれば、おのずと音程も良くなるよ！