サックス記事 アダ・ロヴァッティ with ランディ・ブレッカー
  サックス記事 アダ・ロヴァッティ with ランディ・ブレッカー
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THE SAX 69号 Talk Jam 2

アダ・ロヴァッティ with ランディ・ブレッカー

ARTIST

昨年の11月下旬に開催された「モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン・イン・かわさき2014」の一環で来日した、ザ・ブレッカー・ブラザーズ・バンド・リユニオン。そこで今は亡きマイケル・ブレッカーの代役を務めたアダ・ロヴァッティを本誌でキャッチ。夫であるランディ・ブレッカーも同席してもらい来日インタビューを敢行!

昨年の11月下旬に開催された「モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン・イン・かわさき2014」の一環で来日した、ザ・ブレッカー・ブラザーズ・バンド・リユニオン。ランディとマイケルのブレッカー兄弟を中心としたあのブレッカー・ブラザーズの再編バンドだ。今でも記憶に新しい、ブレッカー・ブラザーズの名盤「ヘヴィ・メタル・ビバップ」がライブで蘇ると思うと、それだけで興奮を抑えられなかったファンも多かったはず。今は亡きマイケル・ブレッカーの代役としてランディによって抜擢されたのが、ランディの妻でもあるアダ・ロヴァッティ。今回のツア—が彼女にとって日本のファンの前での初めてのプレイとなった。
最初、ランディから話を聞いた際に、「コンサートに来る観客の誰もが昔のマイケルの素晴らしいプレイを知っているわけだから、私にはその代わりはできない」と答えた彼女。それに対しランディから、「マイケルの代わりをする必要はない。君は君なりのプレイをすれば良いんだよ」と言われたことで、気が楽になったという。

live

●THE SAX 69号では、そんなアダ・ロヴァッティとランディ・ブレッカーのインタビュー記事を掲載。同じく本誌に掲載の「モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン・イン・かわさき2014」Event Reportも合わせてお楽しみいただきたい。

 

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●ザ・ブレッカー・ブラザーズ・バンド・リユニオンのメンバー勢ぞろい(左から)アダ、ランディとバリー・フィナティ(Guit)、テリー・ボジオ(Ds)、ニール・ジェイソン(Bass)

 


Profile : アダ・ロヴァッティ

イタリア北部、ミラノ近郊の生まれ。高校卒業後にサックスを始め、瞬く間に上達、アメリカ・ボストンのバークリー音楽大学への奨学金を得て留学。卒業後はニューヨークに出てプロとして活動を開始し、ランディ・ブレッカーと結婚。2013年夏の「ブレッカー・ブラザーズ・バンド・リユニオン」ヨーロッパ・ツアーに参加、各国で大喝采を浴びた。今回の日本公演が、アーティストとして日本デビューとなった。


■ツアー時の使用楽器:
ソプラノはユリウス・カイルヴェルト/テナーはポール・モーリア

 


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ブレッカー・ブラザーズの不朽の名盤
「ヘヴィ・メタル・ビバップ」(ソニー・ミュージック)

 

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ザ・ブレッカー・ブラザーズ・バンド・リユニオンとしての初公演となったニューヨークでのライブDVDとスタジオ録音のCDとの2枚組「Brecker Brothers Band Reunion」(Agate)

 

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アダ・ロヴァッティの最新ソロアルバム「Disguise」(Piloo)