バラード奏法の極意〜JAZZ〜鈴木央紹
ジャズのバラードならではの演奏テクニックを鈴木央紹が指南!『Nearness of You』
まずは、バラードのイメージが最も湧きやすいジャズのジャンルから、人気テナープレイヤー鈴木央紹氏に登場してもらった。ジャズの「バラード」と一言でいってもそのスタイルは多岐にわたり、歴史と共に変化を遂げている。スタイルが変わればおのずと奏法も変わり、どの奏法をどれだけ取り入れるかは演奏者のセンスによって決まるようだ。自分がバラードをどう歌いたいか、それを頭に置いて吹くことで取り入れる奏法が自然に見えてくるだろう。ここでは、THE SAX72号に掲載したインタビューの一部と、譜面『Nearness of You』と連動した動画レッスンを公開しよう!
JAZZ Hisatsugu Suzuki
どう歌いたいのか、そのイメージを持って吹くことが大切
ーージャズには様々なスタイルのバラードがありますね。
ーーそのオールドスタイルだと、どう演奏しますか?
ーーアップテンポやミディアムのナンバーを吹く時と違う点はありますか?
ーー特にテナーですが、サブトーンは多く使いますか?
ーーバラード演奏で大切なことは何でしょうか?
鈴木 央紹(すずき ひさつぐ)
1972年11月22日大阪府出身。4歳からピアノ、10歳からサックスを始める。16歳から地元のジャズ・クラブなどで演奏し、17歳で“AXIA MUSIC AUDITION”インストゥルメンタル部門グランプリを受賞。大阪音楽大学サックス科卒業後、2005年に上京。日野皓正、ZARDなどと共演し、2006年に大野雄二 & Lupintic Fiveに加入。2009年に初リーダー作「Passage Of Day」をリリース。現在も、ソロや様々なセッションで活躍中。
■使用楽器:セルマー マークVI
マウスピース=デイヴ・ガーデラ(ブランフォード・マルサリス・モデル)
リード=リコ ジャズセレクト3Hファイルド
★試聴音源 (外部サイトに飛びます)
鈴木央紹『Standards++』試聴音源(外部サイト:T5 JAZZ SoundCloud)
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