バラード奏法の極意〜FUSION〜宮崎隆睦
フュージョンのバラードならではの演奏テクニックを宮崎隆睦が指南!『After the Love Has Gone』
続いてフュージョンのジャンルからリーダー作「Nostalgia」でもバラードの名演を残している宮崎隆睦氏の登場だ。スピード感のある楽曲のイメージが強いフュージョンだが、胸を震わせるバラード曲が多いことは読者の皆さんもご存じだろう。あらゆる奏法を緻密に取り入れながらも、自由に、時に武骨にサックスらしく表現すること。そして、リズムセクションとつかず離れずの関係を保つことが、バラード演奏ではなによりも大切なようだ。ここでは、THE SAX72号に掲載したインタビュー記事の一部と、誌面と連動したWEB動画レッスンを公開! 動画レッスンを活用して、掲載楽譜『After The Love Has Gone』にチャレンジしてみよう!
FUSION Takahiro Miyazaki
最少の工夫で、最大の効果を得られるようにしたい
ーーアップテンポやミディアムのナンバーを吹く時と違う点はありますか?
ーーヴィブラートはどう使うと効果的ですか?
ーー装飾音の付け方はどうですか?
宮崎 隆睦(みやざき たかひろ)
神戸市出身。13歳からサックスを始め、16歳で地元のジャズクラブなどで音楽活動を始めた。甲南大学卒業後に渡米、バークリー音楽院に留学。帰国後、1998年T-SQUAREに加入。2000年T-SQUAREを脱退し、ソロやバンド活動をする傍ら、各地でレッスンやクリニックも行なう。2004年11月には、ユニット“A.O.I.”でCD「Mouth to hands」を、2006年1月には、初のソロアルバム「Nostalgia」(ポニーキャニオン PCCY-30078)を発表している。
http://www.miyazaki-sax.com/