バラード奏法の極意〜POPS〜かわ島 崇文
ポップスのバラードならではの演奏テクニックをかわ島崇文が指南!『果てなく続くストーリー』
ポップス・ナンバーのバラード演奏について、R&Bなどをカバーすることも多いスムース・ジャズの第一人者、かわ島崇文氏にレクチャーしてもらおう。誰もが憧れるフレーズを吹きこなすには、演奏テクニックが重要な一方で、過度な装飾を避けるシンプルさも忘れてはいけないという。聴く人にどんな歌を届けたいかイメージをはっきりと持つことが、成功への秘訣だといえる。ここでは、THE SAX72号に掲載したインタビューの一部と、譜面『果てなく続くストーリー』と連動した動画レッスンを公開しよう!
POPS Takafumi Kawashima
歌いたいフレーズを口ずさんでイメージを掴む
ーーバラードを吹く時と、アップテンポやミディアムテンポのナンバーを吹く時で違う点はどこでしょう?
ーーバラードにおける、ヴィブラートの使い方はどうでしょうか?
ーー装飾音のつけ方で、これだ!という方法は?
ーー伸ばした音をかっこ良く終わらせるテクニックを教えてください。
かわ島 崇文(かわしま たかふみ)
かわしま たかふみ:13歳からサックスを始め、高校卒業後渡米。バークリー音楽院に進学し、在学中は現地で数々のライブ、JAZZフェスティバル、レコーディングを経験する。2000年に帰国した後は、自身のリーダーバンド “かわ島崇文 and Smooth my Soul” などで国内Smooth Jazz界をリード。2006年にはアルバム「 '80 Dramatic Smooth Jazz Selection Feat.Taka」をリリース。歌心溢れるメロディ・フェイクや米国で培ったグルーヴに定評があり、多ジャンルにおいて活躍中。また、和楽器グループの“ZAN”や富士スピードウェイJLCなどに楽曲を提供するなど、多種多様な音楽制作なども手掛けている。
「SAX Special vol.3」
かわ島崇文監修による、実践教則ガイド!
vol.3では、様々なシーンで演奏する機会の多い、メロウなJ-POP ナンバーを厳選。 スムース&メロウな楽曲をテーマに、サックスプレイヤーや音楽ジャンルのルーツ、名盤ガイド、サックスビギナーから中上級者向け楽器のセッティングも紹介。 付属CD ではスムース・ジャズ奏者として活躍目 覚ましい、かわ島崇文氏の演奏を収録&譜面化。 収録曲を題材にスムース&メロウに吹くための練習法などを分かりやすく解説。 演奏披露に役立つノウハウのすべてがここに……
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「アルトサックスで吹くLove Songs」
サックスプレイヤーのための、ラヴ・バラード曲集登場!
もはや名曲の域に達してきたラヴソングの数々を、サックスで気持よく吹いていただけるように、メロディフェイクも追加! サックスアレンジは、プロの間でもヴォーカル曲を表現することに定評のある実力派、かわ島崇文。初級者でもカッコ良く吹けるように、メロディフェイクを施してあります。 ピアノアレンジは、小曽根真氏、山下洋輔氏らに師事しジャズ、ポップスクラシックと幅広いジャンルで活躍する金田晴香氏と、ジャズ、ポップスを中心に演奏だけでなく作編曲の分野でも活躍しサックスを小池修氏、池田篤氏に師事する森本雄也氏。 付属のカラオケ音源CDは、普段の練習だけでなく、ウェディングやイベントなど大事な場面で、気持ちを伝えたり大切な雰囲気をつくるのにも重宝することでしょう。
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