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正統派人気アルト奏者多田誠司氏を指南役に迎えたCD付THE SAX特別号04

ジャズ初心者のためのジャズサックス入門書の決定版 JAZZ SAX START GUIDE

ザ・サックス増刊 特別号の第4弾、今回のテーマはズバリ「ジャズサックス入門」。
1冊まるごと[ジャズサックス入門・習得完全ガイド]でまとめられた本となっており、ジャズサックスが未経験の人向けの内容となっている。
ジャズに憧れを持っていて、サックスやってるなら、いつか自分で演奏できるようになりたいけど、一から学ぶのに何から始めればいいかわからない。レッスンに通うのも、なかなか一歩踏み出すキッカケをつかめない。アドリブなど難しいと感じてしまうことが多いジャズですが、まずは大事なジャズの吹き方について、独学でも演奏習得に必要なことがステップごとに書いてあるので、自分のペースでしっかり学ぶことが可能で目標まで遠回りせず辿り着けるよう内容を構成している。

サックスをある程度吹けるようになって、そろそろジャズに挑戦してみたい方、サックス初心者だけどジャズをしたい方も、ジャズを始めて中級者でも、なるほど! とイメージがつきやすく役立つ要素を実感できるガイドブック。
本書は、ジャズサックス演奏習得のガイド役に人気ジャズアルト奏者の多田誠司氏を迎え、楽器のことからジャズ特有の奏法まで、ステップごとに必要不可欠なことをピンポイントでレクチャー。
実践練習のエクササイズは、模範演奏はもちろん、ジャズピアノ、ベース、ドラムのカラオケ音源が連動しているので、ジャズの臨場感を感じながら、ジャズの名曲を題材に楽しく学ぶことができる。
この付属CDにはさらにジャズの定番人気スタンダード8曲を、多田誠司氏と実力派ジャズテナー奏者の岡崎正典氏の演奏で収録。 アルトサックスだけに偏らず、テナー版も人気曲を用意し、ジャズと言えばテナーサックスと考える向きも満足させる内容を盛り込んでいます。バックもプロ奏者によるピアノトリオで編成され、カラオケに合わせてサックスを吹けば、本格的な生演奏をバックにプレイする臨場感を味わえるというわけだ。

他にもジャズを始める上で、サックスに関する基礎知識や著名なジャズサックス奏者に関する読み物をはじめ、ビギナー向き、ジャズ向きの楽器を選ぶために必要な本体、マウスピース、リードなど周辺アイテムの最新情報を紹介、さらにスクールやジャズクラブの情報も掲載。
始めたばかりのひとも、今後役立つ実用的なジャズサックス入門の決定版となっている。 
それではこのページにある試聴音源をチェックしながら掲載内容を見てみよう!


THE SAX特別号04 ジャズサックススタートガイド

ジャズをこれから始める方へ
ジャズの入り口からアドリブの扉をたたくまでをわかりやすく掲載。

実践教則ガイド
ジャズサックス奏法
マニュアル

Lesson1
楽器のセッティング方法

◆取り付け位置による音色や音域の吹奏感などへの影響

◆最初に使うのに適したアルト、テナーのマウスピース

Lesson2
楽器を構える姿勢について

◆自分にとってちょうどいいストラップの位置を見つけるには

Lesson3
呼吸法について

◆腹式呼吸を習得するための効果的な練習法

 

Lesson4
アンブシュアについて
ジャズ向きなマウスピースのくわえ方
答えは、◯◯です

◆ジャズに必要なダイナミクスを得るには、、

 

●アンブシュアの種類と代表的奏者

ファットリップ、シンリップ、ダブルリップ

Lesson5
タンギングについて

舌のどの部分をあてる?
●シングルタンギングの練習法

<裏の8分音符のアーティキュレーションを習得│コルトレーンのMr.P.Cのテーマで練習>

●ハーフタンギングの習得法 

<どのような時に有効なテクニック?チャーリー・パーカーのNow's the Timeで解説>

●ダブルタンギングの使用法

Lesson6
その他の特殊奏法について 

豊かな表現、サウンドを得るために

グロウル|ベンド|ファズトーン|オーバートーン|フラジオおよびフラジオ運指表

まずはここから
アドリブ演奏のイロハ


『そもそもアドリブってどこをどうやって吹いてるの?』
アドリブの構成とは

『アドリブで吹いて良い音、悪い音ってあるの?』
アドリブで使う音とは

 


アドリブのための
ちょっとだけ基礎知識

●曲の仕組みを知る 

ダイアトニックスケール ダイアトニックコード 「トニック」「サブ・ドミナント」「ドミナント」

●Ⅱ-Ⅴ-Ⅰのコード進行

 

[CD連動]実践練習
練習用CDトラックでエクササイズ!

●ロングトーンで練習 
<模範演奏&ピアノトリオ伴奏カラオケ>

安定した音と正しい音程、良い音を作るために
実践:クレッシェンドで徐々に大きく、ディミヌエンドで徐々に小さく 

 ジャズの演奏で欠かせない
●ハーフタンギングの練習 
<模範演奏&ピアノトリオ伴奏カラオケ>

 

●いろいろなアーティキュレーションの練習 
<模範演奏&ピアノトリオ伴奏カラオケ>

 『Watermelon man』でエクササイズ

 

●アドリブフレーズの練習の前に

アルペジオでの練習:メジャーキー&マイナーキー

ブルーノートスケールを覚えよう

●アドリブエクササイズ 
<模範演奏&ピアノトリオ伴奏カラオケ>
『My Little Suede Shoes』でエクササイズ

ドミナントモーションとセカンダリー、オルタードテンション、ダイアトニックスケール

『Watermelonman』で
ブルーノートスケールを使ってブルージーに練習

 

●スケール&フレーズ練習

オルタードスケール 12のスケールで練習

ジャズっぽいフレーズの習得のために
オルタードテンションを含むフレーズ練習
 

ソニー・スティットやハンク・モブレーのプレイでもよく聴く
コンビネーション・オブ・ディミニッシュのスケール&フレーズ練習

収録曲『You'd be so nice to come home to』『Left Alone』『Recado Bossa Nova』での活用例

 

 

 

憧れのジャズサックス名曲にTry! 

 CD対応楽譜 
1.〜4.アルトサックスE♭譜
(演奏:多田誠司) 
5.〜8.テナーサックスB♭譜
(演奏:岡崎正典)

 

1. You'd Be So Nice to Come Home to │
アート・ペッパー

2. My Little Suede Shoes │
チャーリー・パーカー

3. Left Alone │
ジャッキー・マクリーン

4. Take Five │
ポール・デスモンド

5. Watermelon Man│
デクスター・ゴードン

6. St. Thomas│
ソニー・ロリンズ

7.  In a Sentimental Mood│
ジョン・コルトレーン

8. Recado Bossa Nova │
ハンク・モブレー

JAZZ SAX 10 GIANTS
ジャズサックスを象徴する歴史的なプレイヤー10人をピックアップして、その偉業を改めて紹介。
Johnny Hodges|Lester Young|Charlie Parker|John Coltrane|Cannonball Adderley|Ornette Coleman|Lee Konitz|Sonny Rollins|Wayne Shorter|Michael Brecker

 

The History of JAZZ SAX
今やジャズというジャンルにおけるシンボル的な楽器となったサックス。ところが、ジャズ黎明期には必ずしもメジャーな楽器ではなかったという。いかにして花形楽器へと発展していったのか、その変遷を辿る。

 

ジャズサックスを知るためのオススメ名盤20選
サックス奏者たちがジャズの長い歴史の中でレコードやCDに刻んだ名演は、それこそ星の数ほど。そんな中からジャズビギナーにこそ聴いてほしい、マストな20枚をセレクト。

 

レジェンドたちが愛した銘器ミュージアム 
プロ・アマチュア奏者を問わず、あこがれの逸品として、現在もなお多くの支持を集めるヴィンテージサックス。そんなジャズ史に燦然と輝くサックスレジェンドたちが愛用したモデルを紹介。
Selmer Super Balanced Action & Mark VI|KING Super 20|CONN Alto 6M 、Alto 26M、Tenor 30M|MARTIN Committee“THE MARTIN”|BUESCHER 400 Model

SAX SHOWCASE
for Beginners & Jazz Players
ジャズサックスをはじめるには、まずは楽器のセレクトが重要な鍵になることは言うまでもないだろう。値段も手頃でビギナーにも吹きやすい、あるいはジャズを演奏するのに向いているモデルを主要メーカーごとにピックアップ。
Selmer Paris|Antigua|CANNONBALL|JULIUS KEILWERTH|Wood Stone|Yamaha|Yanagisawa|JUPITER|Cadeson|Chateau

 

有名楽器店がセレクトする
ジャズ向きマウスピース&リード

楽器とともに重要なのがマウスピースとリード。そこで、信頼のおける都内の有名楽器店スタッフの方々にジャズ演奏に適したマウスピースおよびリードをセレクトしてもらった。


サックススクールで本格的にジャズを学ぼう!
さらに上達を早めるためには、やはりサックススクールで学ぶことが最も有効な手段。そこで、ジャズ演奏の指導に定評がある全国各地のサックススクールにアンケートを実施し、そのカリキュラムなどを紹介。


 Invitation to JAZZ CLUB 
ジャズ演奏上達に欠かせないことの1つとして、プロの演奏家たちがこぞって口にするのが、生の良い演奏を聴くこと。音楽ライター・DJ・プロデューサーとして活躍する島田奈央子さんに全国のお薦めヴェニューを紹介してもらった。
Blue Note TOKYO|COTTON CLUB|BLUES ALLEY JAPAN|Billboard Live TOKYO|COO|Girl Talk|SOMETIME Kichijoji|Motion Blue yokohama|HERMIT DOLPHIN|Live DOXY|Mister Kelly’s|CREOLE|RAG|Mokkiriya|SPEAK LOW|CIB

 

THE SAX特別号04 ジャズサックススタートガイド
THE SAX特別号04 ジャズサックススタートガイド掲載内容イメージ


多田誠司




ザ・サックス雑誌
特集1:追悼

デヴィッド・サンボーン

特集2:
サックスレジェンドたちの名曲をモノにする

クロスオーバー/フュージョン/スムースジャズの大人な響き

音源連動:演奏&解説by真野崚磨

カバー:谷中敦&栃尾克樹


動画で見る

サックス入門・楽器を知ろう

サックスをやりたいと考え、はじめて楽器を選ぶとき、まず知っておくことは『サックスの種類』が主に4つあるということです。木管楽器のサックスは、ソプラノ(B♭管)・アルト(E♭管)・テナー(B♭管)・バリトン(E♭管)と出せる音域が違い、同じ音楽ジャンルでも音色の雰囲気が変わります。ソロで演奏することも、ジャズのセッションやカルテットなどのアンサンブル、吹奏楽やビッグバンドと幅広い演奏シーンでの活躍が魅力です。メーカーやブランド、モデルによって購入価格も違ってきますので、自分のやりたい音楽スタイルに合ったものを選んでいきましょう。

楽器を構えながら指使い・運指をチェック

はじめたばかりの初心者や独学で学ぶ方、普段は音楽教室のレッスンで練習する方におすすめのコンテンツをご紹介します。

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