リーフレックを本田雅人が試す!
オランダ発、管楽器の響きと音量を増幅させるアイテムとして、すでに世界各国で話題となっている『リーフレック』。そんな楽器吹きにとって夢のようなパーツの効果を検証していく当企画。今回は、日本を代表するサックスプレイヤー、本田雅人氏が徹底チェック!
オランダ発、管楽器の響きと音量を増幅させるアイテムとして、すでに世界各国で話題となっている『リーフレック』。そんな楽器吹きにとって夢のようなパーツの効果を検証していく当企画。今回は、日本を代表するサックスプレイヤー、本田雅人氏が徹底チェック!
取材協力:島村楽器 横浜みなとみらい店
lefreQue(リーフレック)とは ……
オランダで開発された管楽器の音響を向上させるアイテム。楽器のジョイント部にリーフレックを取り付けブリッジさせることで、頭部管の響きを管体へダイレクトに伝えることができる。フルートをはじめとする木管楽器に加え、金管楽器などすべての管楽器で使用可能!
これだけで本当に変わるの?
……検証結果は !?
ラバーマウスピース×レッドブラス+ゴールドプレート
本田:これは……付ける前と後で明らかに変わりましたね。素材の印象の通り、きらびやかな音色で、音が太くなりました。
ラバーマウスピース×ゴールドプレート
本田:個人的にラバーではこれが一番好みです。ナチュラルに派手な音を出すことができるし、弱めに吹いても音に芯があります。
メタルマウスピース×ソリッドシルバー
本田:僕のSaxzとの相性がバッチリですね。銀無垢マウスピースの材質を継承して、そのままスケールを大きくしたイメージ。楽器を“鳴らしている”という感覚が味わえます
メタルマウスピース×ゴールドプレート
本田:先ほどのソリッドシルバーに、ブライトさが加わりました。この辺は人それぞれ好みもあると思いますが、パワーが欲しいときに活躍してくれるでしょう。
楽器が“鳴る”から、もっと吹きたくなる
─一通り試してみて、いかがでしたか?
本田:初めてリーフレックを見たときのイメージは、「これだけでそんなに変わらないでしょう」と。きっと誰もがそう思いますよね?(笑)
いざ付けてみると想像以上の変化があって、素直に驚きました。どれも明らかに楽器が“鳴る”ようになるので、もっと吹きたくなりますね。
素材の組み合わせ方は無限大
─ご自身でいろいろな組み合わせを試されていましたね。
本田:リーフレックの材質によって音色の違いがあります。また、今回いくつかのマウスピース、リガチャーを変えて試しましたが、それぞれに各素材との相性がありました。そうなると、組み合わせ方は人それぞれ、いくらでも考えられますよね。元々鳴るタイプのマウスピース+リガチャーでゴールドプレートを試したときの、音の太さと鳴りはすごかったですよ。
今後リーフレックをライブやレコーディングでも使ってみたいですね。本番で使えば、さらに印象も違ってくるでしょうから。
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この取材の後、実際にレコーディングやライブで使用していただいた記事です。
>> lefreQue