サックス記事 マリア・シュナイダー×スティーヴ・ウィルソン×ダニー・マッキャスリン×三木俊雄 日米交流対談!
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THE SAX vol.84

マリア・シュナイダー×スティーヴ・ウィルソン×ダニー・マッキャスリン×三木俊雄 日米交流対談!

ARTIST

2017年6月、ブルーノート公演のために来日したマリア・シュナイダー・オーケストラのリーダーとメンバーに、インタビューを敢行!

2017年6月、現代N.Y.ジャズアンサンブルの最先端、マリア・シュナイダー・オーケストラの3年ぶりとなる来日公演がブルーノート東京で行なわれた。会場は連日満員、最近では、マリア・シュナイダーのレパートリーを演奏する学生や社会人ビッグ・バンドも増えてきており、その人気の凄さが伺える。

THE SAX84号では、リーダーのマリア・シュナイダー氏とサックスセクションのスティーヴ・ウィルソン、ダニー・マッキャスリンの両氏にインタビューを敢行! 日本のジャズシーンをリードする三木俊雄氏が、バンドリーダーとして、またサックス奏者として、バンドのリハーサルや音作りの秘密に迫り、他ではなかなか聞くことのできない、貴重な話を聞くことができた。


ライブ写真提供:ブルーノート東京 / photo by Yuka Ymamji

 


写真左より、Steve Wilson、Maria Schneider、Donny McCaslin、三木俊雄

 

Profile
Steve Wilson(スティーヴ・ウィルソン)
1961年バージニア州ハンプトン生まれ。18歳から様々なミュージシャンとセッションワークを重ね、'90年代にリーダー作を4枚リリース。その後、チック・コリアのオリジンに参加。また、ケニー・ギャレットの後任としてOTBに加入し脚光を浴びる。2000年代半ばからはマリア・シュナイダー・オーケストラの正式なメンバーに。自信名義で2015年に「Live in New York: The VANGUARD Sessions」をリリース。
http://www.stevewilsonmusic.com/

 

Profile
Maria Schneider(マリア・シュナイダー)
1960年米ミネソタ州出身のジャズ系作曲家。幼少期からピアノを習い、クラシック音楽やポップスに親しむ。ミネソタ大学の音楽科卒業。'85年にNYに進出。ギル・エヴァンスやボブ・ブルックマイヤーのもとで学び、'93年から自己のオーケストラを率いて活動をスタートする。'16年2月に発表された第58回ぐらいー賞では2部門で受賞を果たし、デヴィッド・ボウイが'14年に発表した楽曲『Sue(Or In A Season Of Crime)』にも全面協力した。
http://www.mariaschneider.com/

 

Profile
Donny McCaslin(ダニー・マッキャスリン)
1966年米カリフォルニア州サンタ・クルーズ生まれ。父親の影響で、幼い頃からジャズに興味を持ち、12歳の時にテナーサックスを始める。'84年バークリー音楽大学入学、ゲイリー・バートン、ジョージ・カゾーンらに師事する。'91年NY移住後、マイケル・ブレッカーの後任としてステップス・アヘッドに加入。2000年代にレギュラーメンバーに。リーダー作「ビヨンド・ナウ」を2016年にリリース。
http://donnymccaslin.com/

 

Interviewer
三木俊雄(みきとしお)
1963年大阪府生まれ。関西大学卒業。バークリー音楽大学卒業。1996年より自己の率いる「フロントページ・オーケストラ」の活動を続け、2004年に「ハーモニー・オブ・ザ・ソウル」、2013年に「STOP&GO」をリリース。ジャズシーンのみならずDOUBLE、押尾コータロー等とのコラボアルバムも手掛けるほか、小曽根真率いるNoName Horsesのメンバーとして国内外のコンサートに出演、アルバムごとに楽曲を提供する。スイング・ジャーナル誌人気投票において、テナーサックス部門第3位、コンポーザー・アレンジャー部門第5位、ビッグバンド部門においてフロントページ・オーケストラが第6位を獲得している。尚美学園大学芸術情報学部音楽表現学科 非常勤講師。
http://mikitoshio.com/

 

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THE SAX 84号