サックス記事 「インナー・パーセプション」山口裕之・サーズディ・ナイト・セクステット | Disc Review
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THE SAX vol.91 l Disc Review【JAZZ】

「インナー・パーセプション」山口裕之・サーズディ・ナイト・セクステット | Disc Review

MUSIC

東京・阿佐ヶ谷の老舗ジャズクラブ“Manhattan”のジャムセッションでレギュラーホストを務める面々で結成されたセクステットの初アルバム。リーダーはベーシストの山口裕之で、演目は全曲が彼のペンによるオリジナルのジャズナンバーだ。3人の個性の違いが楽しめるアドリブプレイなど、サックスファンには聴きどころいっぱいの作品だ。

阿佐ヶ谷,マンハッタン
阿佐ヶ谷,マンハッタン

「インナー・パーセプション」山口裕之・サーズディ・ナイト・セクステット

【GWNJ-2017】¥3,000(税込)
 What’s New Records
[演奏]山口裕之(Bass)、ませひろこ(Ss)、吉野ミユキ(As)、かみむら泰一(Ts)、紅野智彦(Pf)、公手徹太郎(Ds)
【収録曲】Cobb's Mood、Inner Perception、Sweet And Sour、Synchronicity、Awakening、Another Point Of View、At That Time、Blues For T、Once In A Blue Moon

東京・阿佐ヶ谷の老舗ジャズクラブ“Manhattan”セクステットの初アルバム

東京・阿佐ヶ谷の老舗ジャズクラブ“Manhattan”のジャムセッションでレギュラーホストを務める面々で結成されたセクステットの初アルバム。リーダーはベーシストの山口裕之で、演目は全曲が彼のペンによるオリジナルのジャズナンバーだ。そしてフロント3管には、名サックスプレイヤー3人が揃った。
ソプラノでませひろこ、アルトに吉野ミユキ、そしてテナーのかみむら泰一という顔触れだ。スローなファンキー・チューンで吉野ミユキ、ムーディーなバラードでかみむら泰一と、それぞれを大きくフィーチャーした曲も用意されているが、他の楽曲でも3管の華麗なアンサンブルや、3人の個性の違いが楽しめるアドリブプレイなど、サックスファンには聴きどころいっぱいの作品だ。