THE SAX vol. 93 l Disc Review【JAZZ】

「Days of Delight Compilation Album-躍動-」V.A.

2019-01-23

10月に発売された「Days of Delight Compilation Album-疾走-」に続く2作目が本作。峰厚介のソプラノでのプレイや渡辺貞夫のフルートでの演奏など、巨匠たちの若き日の貴重な音源を楽しむことができる。

「Days of Delight Compilation Album-躍動-」V.A.

【PROZ-4021】￥2,500（税別）
［演奏］渡辺貞夫（As）、峰厚介（Ts）、日野皓正（Tp）、本田竹曠/菊地雅章（Pf）
［収録曲］Minors Only、Recollection、驟雨、Vichakani、In The Darkness

巨匠たちの若き日の"躍動"を聴け！1970年代前半の音源からコンパイルされたアルバム発表

昨年秋に創設された日本発の新たなジャズ・レーベル“Days of Delight”。第一弾リリースはザ・サックス92号のDisc Reviewで取り上げた土岐英史の「Black Eyes」、第2弾がザ・サックス93号でインタビューに答えてくれた峰厚介の「Bamboo Grove」と、立て続けに大物の新作をドロップしている。

そして、それと同時に一枚ずつコンピレーション・アルバムをリリースしているのだが、これも見逃せない。本邦ジャズ・シーンが最もアグレッシヴだった1970年代前半の音源からコンパイルされたアルバムで、10月に発売された「Days of Delight Compilation Album-疾走-」に続く2作目が本作。峰厚介のソプラノでのプレイや渡辺貞夫のフルートでの演奏など、巨匠たちの若き日の貴重な音源を楽しむことができる。