サックス記事 「Le Chemin ル・シュマン」完戸吉由希
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THE SAX vol.97 l Disc Review【CLASSIC】

「Le Chemin ル・シュマン」完戸吉由希

MUSIC

福島県原町市(現南相馬市)出身のサクソフォン奏者・完戸吉由希は、フランス留学中に発生した東日本大震災に際し、いち早くチャリティーコンサートを主催し、帰国後はオーケストラとの協演やソロ、室内楽と幅広く活躍している。アドルフ・サックスに想いを馳せ、アルバムタイトル通り、己の歩んできたサクソフォン“道”を色彩豊かな音色で辿る1枚。

Le Chemin ル・シュマン,完戸吉由希

「Le Chemin ル・シュマン」完戸吉由希

【FOCD20119】¥3,024(税込)
fontec
[演奏]完戸吉由希(Sax)、酒井有彩(Pf)
[収録曲]ポール・クレストン:アルト・サクソフォンとピアノのためのソナタOp.19、ポール・ボノー:アルト・サクソフォンとピアノのための組曲、カレル・フーサ:エレジーとロンド、アルフレッド・デザンクロ:プレリュード、カダンスとフィナル、ゲオルグ・フリードリヒ・ヘンデル(伊藤康英 編):歌劇「クセルクセス」より オンブラ・マイ・フ、クロード・ドビュッシー:サクソフォンとオーケストラのためのラプソディ(ピアノ版)、パウル・ヒンデミット:ソナタ Op.11-4、ジャン=ミシェル・ダマーズ:アルト・サクソフォンとピアノのためのヴァカンス

 

福島県原町市(現南相馬市)出身のサクソフォン奏者・完戸吉由希は、フランス留学中に発生した東日本大震災に際し、いち早くチャリティーコンサートを主催し、帰国後はオーケストラとの協演やソロ、室内楽と幅広く活躍している。待望のファーストアルバムには、完戸の人生の転機となったデサンクロ作曲『プレリュード、カデンツとフィナーレ』をはじめ、楽器の特性を最大限にいかした作品の数々を収録。サクソフォンの生みの親、アドルフ・サックスに想いを馳せ、アルバムタイトル通り、己の歩んできたサクソフォン“道”を色彩豊かな音色で辿る1枚。

 

 

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