サックス記事 「温故知新Ⅱ 交響詩「ローマの松」〈第67回定期演奏会ライヴ〉」東京吹奏楽団
[1ページ目│記事トップ
THE SAX vol.106│Disc Review【WIND MUSIC】

「温故知新Ⅱ 交響詩「ローマの松」〈第67回定期演奏会ライヴ〉」東京吹奏楽団

MUSIC
Polkadots Note

「温故知新Ⅱ 交響詩「ローマの松」〈第67回定期演奏会ライヴ〉」東京吹奏楽団

【OSBR-37019】¥2,750
ブレーンミュージック
[演奏]東京吹奏楽団、汐澤安彦(Cond)
[収録曲]J.オッフェンバック(建部知弘):喜歌劇「天国と地獄」序曲、R.ワーグナー(L.カイエ/監修 汐澤安彦):エルザの大聖堂への行列〈歌劇「ローエングリン」より〉、R.ジェイガー:シンフォニア・ノビリッシマ、伊福部昭(和田薫/監修 汐澤安彦):バンドのための「ゴジラ」ファンタジー、O.レスピーギ(G.M.デュカー):交響詩「ローマの松」、J.S.バッハ(A.リード):主よ、人の望みの喜びよ、Z.アブレウ(岩井直溥):ティコティコ、R.エルナンデス(岩井直溥):エル・クンバンチェロ、J.P.スーザ:行進曲「星条旗よ永遠なれ」

 

コロナ禍で延期を余儀なくされた東京吹奏楽団の第67回定期演奏会のライブ・アルバム。同団の名誉指揮者である汐澤安彦氏がタクトを振る渾身のライブだ。そのプログラムは、歴史ある東京吹奏楽団ならではの幅広いレパートリーが並べられている。メインにオーケストラの名曲『ローマの松』を据え、人気の岩井直溥がアレンジした作品やジェイガーの『シンフォニア・ノビリッシマ』など、タイトルを見るだけでワクワクするような内容だ。もちろん汐澤安彦&東京吹奏楽団のタッグは、最強で吹奏楽のパワーを感じさせてくれる演奏だ。

 

サックス