サックス記事 「Both Directions at Once:The Lost Album」
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THE SAX vol.93

「Both Directions at Once:The Lost Album」

MUSIC

タワーレコードのバイヤーお勧めの1枚をご紹介! 今なお影響力絶大なテナー巨人ジョン・コルトレーンの未発表音源が、55年の歳月を経てリリース

タワーレコードのバイヤーお勧めの1枚をご紹介!

「Both Directions at Once:The Lost Album」/John Coltrane

[UCCI-9295/6]ユニバーサルミュージック
[[演奏]John Coltrane(Ts,Ss)、McCoy Tyner(Pf)、Jimmy Garrison(Bass)、Elvin Jones(Ds)
[曲名]CD1:Untitled Original 11383、Nature Boy、Untitled Original 11386(Take1)、Villa、Impressions(Take3)、Slow Blues、One Up, One Down(Take3)、CD2:Villa(Take5)、Impressions(Take1)、Impressions(Take2)、Impressions(Take4)、Untitled Original 11386(Take2)、Untitled Original 11386(Take5)、One Up,One Down(Take6)

55年の歳月を経て完全未発表スタジオ録音盤が登場!

今なおシーンへの影響力大のテナー・レジェンド、ジョン・コルトレーン。本作はそのレコーディングから55年の歳月を経て2018年にリリースされた完全未発表スタジオ録音であり、その存在が一部には知られていながら、非公式にもリリースされたことのない幻のセッション音源。全7トラック中3曲のコルトレーンのオリジナル曲のうち、2曲にはタイトルすらなく貴重度が高い。通常盤と2枚組デラックス盤があり、後者には別テイクも収録。

(文:タワーレコード 馬場雅之)

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