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THE SAX vol.95
タワレコおすすめCD!「Visions」 Melissa Aldana
タワーレコードのバイヤーお勧めの1枚をご紹介!
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「Visions」/Melissa Aldana
[AGIPI-3640]インパートメント[曲名]Visions、Acceptance、La Madrina、Perdon、Abre Tus Ojos、Elsewhere、Dos Casas Un Puente、Never Let Me Go、The Search、Su Trajedia、El Castillo de Velenje
[演奏]Melissa Aldana(Sax)、Sam Harris(Pf,Rhodes)、Pablo Menares(Bass)、Tommy Crane(Ds)、Joel Ross(Vib)
自身のアイデンティティにも向き合いエモーショナルな演奏も
チリのサンチアゴ出身の美人テナーサックス奏者、メリッサ・アルダナ。彼女にとって初のカルテット編成でのレコーディングとなった最新作。メキシコの女性画家フリーダ・カーロの生涯にインスパイアされた内容で、曲によってはヴィブラフォンも加わり、自身のアイデンティティにも向き合ったエモーショナルなプレイが聴ける。カラフルなジャケット・デザインはジャズ・ヴォーカリストのセシル・マクロリン・サルヴァントによるもの。
(文:タワーレコード 馬場雅之)
登場するアーティスト
メリッサ・アルダナ
メリッサ・アルダナ
Melissa Aldana
チリ共和国・首都サンティアゴ出身。6歳からプロのサックス奏者の父親からサックスを学び、高校卒業後ボストンに移る。サックスをジョージ・ガゾーン等から学ぶ。2013年、ジャズプレイヤー最高の登竜門、セロニアス・モンク・コンペティションでサックス・インストゥルメンタル部門の女性初の優勝者になる。現在はニューヨークを拠点としてヨーロッパや海外でも精力的に演奏活動をしている。ウィントン・マルサリスをはじめとする多くのジャズプレイヤーとの演奏や、自己のバンド“Crush Trio”でも大活躍中。