タワレコおすすめCD!「LAND OF DREAMS」 /小林美千代
名古屋発の女性サックス奏者として認知され、現在も地元を拠点に活動中の小林美千代。スタンダードを2曲取り上げている以外は小林自身のオリジナル7曲を収録した意欲作。
タワーレコードのバイヤーお勧めの1枚をご紹介!
「LAND OF DREAMS」 /小林美千代
[NVRC-2939]NEW VINTAGE RECORDS
[曲目]WHERE IS THE LAND OF DREAMS、BIRD'S EYE VIEW、MIDNIGHT GARDEN、ROMANCE、FUNKY JUNKIE、STAR DUST、FASCINATING RHYTHM、LA FIN ET LE DEPART、A LITTLE THING
[演奏]小林美千代(Sax)、後藤浩二(Pf)、徳田智史(Bass)、江藤良人(Ds)
名古屋発の女性サックス奏者として認知され、現在も地元を拠点に活動中の小林美千代。本作は彼女のサード・アルバムで、ピアノにはこれまでもアルバムに参加してきた同じく名古屋出身の後藤浩二が参加し、ドラムスにはルパンティック・シックス等、大野雄二との活躍で知られる江藤良人、そこにベースの徳田智史が加わったワン・ホーン・カルテットで聴かせる。スタンダードを2曲取り上げている以外は小林自身のオリジナル7曲を収録した意欲作。
(文:タワーレコード 馬場雅之)
小林美千代
Michiyo Kobayashi
名古屋市生まれ。幼少時よりオルガンを習う。中学より吹奏楽部に所属。高校時代にアルトサックスに転向し、ビッグバンドの曲を演奏。金城学院大学のジャズ研では、コンボで演奏するようになる。卒業後、オルガンを教える傍らジャズの勉強を続け、土岐英史、納谷嘉彦、池田篤らに師事。和田直バンドで本格的に演奏活動開始後、大坂昌彦、大石学、井上淑彦、横山達治らと共演する機会を得る他にも、多くのトッププレイヤーのバンドに飛び入り演奏してきた。ボーカルのようによく歌い、またスピード感あるブローが力強い。オリジナル曲にはファンが多く、今後の作曲・演奏活動が注目される。現在は名古屋を拠点にして、積極的にライブ活動を行っている。