サックス記事 「There Is A Tide」Chris Potter
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THE SAX vol.104

「There Is A Tide」Chris Potter

MUSIC

マルチなサックス奏者であり、実力派として定評があるクリス・ポッターが、コロナ禍のロックダウンした状況下でレコーディングした“ソロ”による最新作。サックスだけでなく、キーボード、ギター、ベース、ドラムス、パーカッション等をすべて自分でこなし、独自の音楽をクリエイトし、6週間で完成したという異色作でもある。全曲オリジナルで、楽曲のバラエティさもさることながら、表現力抜群のサックスで「今できることは何か?」を伝えている。

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「There Is A Tide」Chris Potter

【EDN1168】Edition Records
[曲目]I Had a Dream、Like a Memory、Mother of Waters、Rising Over You、Oh So Many Stars、Drop Your Anchor Down、Beneath the Waves、Rest Your Head、As the Moon Ascends、New Life (In the Wake of Devastation)
[演奏]Chris Potter(Sax、Pf、 Key、Guit、Bass、Ds、Cl、Bass-Cl、 Fl、Alto-Fl、Perc)

 

マルチなサックス奏者であり、実力派として定評があるクリス・ポッターが、コロナ禍のロックダウンした状況下でレコーディングした“ソロ”による最新作。サックスだけでなく、キーボード、ギター、ベース、ドラムス、パーカッション等をすべて自分でこなし、独自の音楽をクリエイトし、6週間で完成したという異色作でもある。全曲オリジナルで、楽曲のバラエティさもさることながら、表現力抜群のサックスで「今できることは何か?」を伝えている。

(文:タワーレコード 馬場雅之)

タワーレコード公式サイト

 

登場するアーティスト
画像

クリス・ポッター
Chris Potter

1971年1月1日、イリノイ州シカゴ生まれ。3歳の時に家族とともにサウスカロライナ州コロンビアに移る。そこでピアノとギターを演奏し始め、10歳になるとアルト・サックスに本格的に取り組み始め、13歳の時には初めてのギグを経験する。1989年、18歳の時にニュースクールへの進学のためにニューヨークへ移るとともに、ニューヨークのジャズ・シーンで活躍し始める。「Down Beat」誌は「地球上、最も研究され(そして模倣された)サキソフォン奏者」と形容し、「Jazz Times」誌は「国際的な有名人」と称す。自身のバンドのみならず、サイドメンとしても数々のセッションに参加しており、現代のジャズ・シーンの要人のひとりとして活躍している。

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