リーフレック愛用アーティスト 宮崎隆睦×ハンス・カウト
去る6月に来日したリーフレック開発者でありプレイヤーでもあるハンス・カウト氏と、リーフレックに魅了されて長年使い続けている奏者のひとり宮崎隆睦氏が邂逅。世界中で話題の音響改善アイテム、lefreQue(リーフレック)のさらなる可能性について熱いトークを交わした。
約束の場所は都内の隠れ家的バー。芳醇な味わいのカクテルを傾けながら、二人のアーティストが語り合う。話題は、オランダ発の小さなアイテムlefreQue(リーフレック)について。去る6月に来日したリーフレック開発者でありプレイヤーでもあるハンス・カウト氏と、リーフレックに魅了されて長年使い続けている奏者のひとり宮崎隆睦氏が邂逅。世界中で話題となっている音響改善アイテムの、さらなる可能性について熱いトークを交わした。
リーフレックについての会話で盛り上がる宮崎氏(左)とハンス氏(右)
サックスを彩る、芳醇なサウンド・フレーバー
実は宮崎氏とハンス氏が会うのはこれが初めてではない。二人を結びつけたのは他ならぬリーフレックだが、そのきっかけについて宮崎氏に聞いた。
「僕が初めてリーフレックを知ったのは、ドイツのフランクフルト・メッセでハンス氏の演奏を聴いたときでした。彼の素晴らしい演奏の中で特に驚かされたのが音のボリューム。なんでこんなに音量が出せるんだろうと思っていたら、楽器に見慣れないパーツが付いていて」 すぐに興味が湧いて、帰国後さっそく購入したという。日本では発売されて間もない頃で当時はラインナップも限られていたが、いくつか試した末にレッドブラスの33mmを選び、今も使い続けている。
ソリッドゴールド(ローズゴールド)
「なめらかに音がつながるようになったことに驚きました」ファーストインプレッションを振り返り、宮崎氏はこう語る。
「また、現場で実際に使ってみてわかりましたが音程が非常に取りやすくなる。特に高い音域の音程感がとてもわかりやすくなります。自分の音がモニターしづらかったり、楽器の持ち替えが多くある現場などでは、リーフレックの“音が当たりやすい、音のつながりが良い、音程感がわかりやすい”というのはとても強みになります」
ハンス氏が言う。「その通り。リーフレックはもともと音程を改善するために作ったものなんだ」その効果は第一線で活躍する宮崎氏でも感じ得るものらしい。
この日、リーフレックの新素材(ソリッドゴールド、プラチナ)を試した宮崎氏は、「自由な音が出せるようになる」と言った。ハンス氏もまた、宮崎氏の音を聴いて「彼の音は素晴らしい。力強くもあり、美しくもある」と話し、その後もお互いに追い求める“音”に対する談義に花が咲いた。
ソリッドゴールド
>> lefreQue