リーフレック×住谷美帆 愛用者インタビュー

管楽器の響きと音量を増幅させるアイテムとして愛用者急増中の『リーフレック』。ソロ、カルテット、吹奏楽など様々なシーンで華やかに活躍する住谷美帆さんも愛用者の一人だ。その出会いから現在まで使用し続ける理由まで話を聞いた。
（取材協力：キングレコード株式会社）

小さな音も大きな音も、美しい響きで遠くまで届く

──リーフレックを使うようになったきっかけを教えてください。

住谷　ぱんだウインドオーケストラで同じサックスパートの上野耕平さんと都築惇さんと一緒に演奏していて、あるとき二人の音で何かが変わったなと感じたんです。まず音量がアップしていたこと。また、サックスパート全体で見たときに、pで吹いてもこれまでより音に厚みがありました。二人に聞いたら「これのおかげだよ」とリーフレックを教えてくれて。借りて吹いたらすぐに変化を実感できて、その後ひと通りの素材を試してみました。

──素材による違いは感じましたか？

住谷　はい。私が今使っているのは「レッドブラス＋ゴールドプレート（41mm）」という素材ですが、ゴールドプレート系のほうが大きく変化を感じます。すごく変化をもたらしたいのか、少しのプラスアルファが良いのか。さらに素材によって音が明るくなったり暗くなったりもするので、人それぞれの好みで選ぶ素材が変わってくると思います。

──先日のリサイタルでも付けていましたね。

住谷　はい。アルトは以前から使っていましたが、最近はソプラノ用も新調しました。レッドブラス＋ゴールドプレートの33mmです。

ストレスなく演奏でき、課題や悩みを解決できるようになる

──会場によって効果に違いを感じますか？

住谷　ホールなどの大きな会場でリハーサルする場合は、いつも客席の一番後ろにレコーダーを置いて確認するのですが、リーフレックを付けると明らかに伝わり方が違います。小さな音でも細かいニュアンスまでしっかりと聞き取れるようになりました。また、音量の幅はとても広がっているのに、音が暴れることがないので“うるさくない”んです。ボリュームを上げてもリードの振動が安定しているようなイメージ。小さい音から大きい音まで綺麗な音で吹けること、これは私自身の課題でもあった部分なのですが、リーフレックを付けることでストレスなく演奏できるようになりました。

──編成によって効果に違いを感じることはありますか？

住谷　特にソロと吹奏楽で違いを感じます。吹奏楽では常に周りの音を意識する必要がありますが、リーフレックを付けると他の楽器と音が混ざりやすくなります。響き、倍音が増えることでアンサンブルがしやすくなるので、初心者はソロで使うよりも他の人と吹いたときに効果を実感できるかもしれません。吹奏楽をやる人に特におすすめしたいですね。

──初心者の悩みやストレスが減るかもしれませんね。

住谷　他にも、息の量が足りないと悩む人。高音が痩せてしまう、音が硬いと悩む人。芯のある響きが欲しい人にも効果的だと思います。ただ、リーフレックを付けたから解決すると言うより、自分自身がそれに見合った吹き方に変わっていくことが大きいです。そうすると、例えば響きを増やすだけでなく反対に減らす、ボリュームをワンランク上げる、反対に省エネでうまくコントロールできるようになるなど、色々なことに対応できるようになります。私自身、リーフレックを使って練習していく中でそれらの変化を実感することができました。

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