サックス記事 i-depのフロントマンでクリエイターとしても名高いあのアーティストも愛用 リーフレック×藤枝伸介
  サックス記事 i-depのフロントマンでクリエイターとしても名高いあのアーティストも愛用 リーフレック×藤枝伸介
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THE SAX vol.97

i-depのフロントマンでクリエイターとしても名高いあのアーティストも愛用 リーフレック×藤枝伸介

GEAR

管楽器の響きと音量を増幅させるアイテムとして愛用者急増中の『リーフレック』。今回は再結成に湧くi-depのフロントマンとして、またスカパラの谷中敦氏とのデュオといった演奏活動だけでなく、サウンドクリエイターなどマルチに活躍する藤枝伸介氏に、リーフレックとの出会いや現場で活用する理由を聞いた。

管楽器の響きと音量を増幅させるアイテムとして愛用者急増中の『リーフレック』。今回は再結成に湧くi-depのフロントマンとして、またスカパラの谷中敦氏とのデュオといった演奏活動だけでなく、サウンドクリエイターなどマルチに活躍する藤枝伸介氏に、リーフレックとの出会いや現場で活用する理由を聞いた。

得られるのは、一回り大きなエンジンの車に乗っているような安定感

リーフレック

── 藤枝さんはリーフレックを使うようになって半年ほどと聞きましたが、初めて付けた時の第一印象はいかがでしたか。

藤枝 まず吹くのがラクになる感じがしました。リードがイマイチな状態でも、リーフレックを付けると良いリードを使っているときのように吹きやすくなる。下のほうのサブトーンも出やすくなりますね。あと、音のダイナミクスがつけやすくなります。小さく吹いても大きく吹いても、芯の通った音がしっかりと鳴るので、常に安心感を持って演奏できるんですよね。楽器全体が響いてくれるから、音自体も良い意味でまとまってくれます。使ってみて感じるのは、リーフレックは音に大きな変化をもたらすというより、楽器がもともと持っているポテンシャルを引き出そうというコンセプトなのだと思いますね。

リーフレック

本番のテンションにも楽器が応えてくれるようになる

── その後、実際にどのような場面で使っていますか?

藤枝 最初に試して印象が良かったので、さっそくライブなどの現場でも使いました。練習と違って本番はどうしても力が入ったりするじゃないですか。その際のテンションに応えてくれるセッティングって大事で、例えばガッと吹き込んだときに楽器が詰まってしまうのは良くない。リーフレックはその辺の感覚も変えてくれます。まだ試せていないのですが、密度が濃い音が出せるという意味でレコーディングのときにも良い効果がありそうです。
現場で周りのプレイヤーに「あ、リーフレック付けてるんだ」と言われることもあって、木管金管限らず管楽器奏者の中では話題のアイテムになっているなと感じますね。

 

自分の出したい音へ近付くための手助けに

── 藤枝さんはフルートも演奏されますが、フルートでもリーフレックを使いますか?

藤枝伸介,フルート

藤枝 ええ。サックスで使う素材は「ヴィンテージ」ですが、フルートは「レッドブラス+ゴールドプレート」です。僕のフルートは頭部管が銀、管体が洋白で、鳴りが軽いほうなのですが、リーフレックを付けると良い抵抗感が生まれ、総銀フルートのような吹奏感が得られます。サックスと同じく鳴りも向上するので、上のほうでかすれがちだった音が当てやすくなった実感はあります。

── 一通りの素材を試されたそうですが、素材によって変化はありましたか?

藤枝 素材ごとに印象はまったく異なります。「ヴィンテージ」は僕のセルマー・シリーズⅡの渋い部分を残しつつ鳴りが良くなる。より僕の好みの方向に進ませてくれるので気に入っています。フルートには「レッドブラス+ゴールドプレート」のほかに「ソリッドシルバー」も相性が良くて、こちらは楽器が持つ傾向を変えず、ナチュラルに吹きやすくなります。特にジャズの音色の価値観って人によって様々で、決して綺麗な音色が良しとなるわけではない。これだけ色々な素材があるのもリーフレックの魅力で、自分の出したい音色に近付ける手助けをしてくれるものでもある気がします。

 

 

── ジャズを演奏するときのメリットはありますか?

藤枝 ジャズに限らず生音で演奏する場面には特に良いと思います。リーフレックを付けて得られるのは、例えば一回り大きなエンジンの車に乗っているような感覚、ゆっくり走っても速く走っても安定感がありコントロールしやすい。どこかで無理をする必要がなくなるというメリットは大きいですよ。

 

プロフィール
藤枝伸介
(ふじえだ しんすけ)
⾳楽家。⾳楽プロデューサー/作曲家。サックス・フルート奏者。クラブジャズバンド”i-dep”でのサックス&フルート、フロントマンとしての活動を⽪切りに⾕中敦(東京スカパラダイスオーケストラ)とのサックスデュオ “2 of a kind“ 、DJ井上薫との“Fusik“、DACHAMBOのシンセストCD HATAとの “Polar Chalors“ 、SINSUKE FUJIEDA GROUPやピアニスト富樫春⽣とのデュオなどでライブ、リリースを重ねフジロック、Summer Sonic、SXSW等国内外⼤型フェスへ出演。2010年 世⽥⾕芸術アワード「⾶翔」⾳楽部⾨をSound Furniture名義で受賞。2012年より⾳楽レーベル”SoFa Records”を運営。

リーフレック 全国楽器店にて販売中。アルソオンラインでも好評発売中!

lefreQue JAPAN Facebookページ
https://ja-jp.facebook.com/lefrequejapan/

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リーフレック
【取り扱い商品】
• ソリッドゴールド –Solid Gold- 
33mm>> 9K Rose / 14K Rose / 14K Yellow / 24K Yellow
41mm>> 9K Rose / 14K Rose / 14K Yellow / 24K Yellow
• ブラス-Brass- >>33mm / 41mm
• ヴィンテージ-vintage- >>33mm / 41mm
• レッドブラス-Red Brass- >>33mm / 41mm
• シルバープレート-Silver Plated- >>33mm / 41mm
• ソリッドシルバー –Solid Silver- >>33mm / 41mm
• ゴールドプレート-Gold Plated- >>33mm / 41mm
• レッドブラス+ゴールドプレート -Red Brass + GP- >>33mm / 41mm

ゴムバンド–band-
• ブラック>>45mm / 55mm / 70mm / 85mm
• シルバー>>45mm / 55mm / 70mm / 85mm
• ゴールド>>45mm / 55mm / 70mm / 85mm
登場するアーティスト
画像

藤枝伸介
Shinsuke Fujieda

音楽プロデューサー、作曲家、サックス・フルート奏者。2012年より音楽レーベルSoFa Records(ソファーレコーズ)を運営。2003年頃よりクラブジャズバンド i-dep(アイデップ)のサックス、フルートとして活動、Summer SonicFestivalやSXSW等国内外大型フェスへ出演。谷中敦( 東京スカパラダイスオーケストラ)とのサックスデュオ 2 of a kind 、DJ井上薫とのユニットFusik、DACHAMBOのシンセストCD HATAとの PolarChalors 、またソロとしてSINSUKEFUJIEDAGROUPやピアニスト富樫春生とのデュオなどでライブ、リリースを重ねる。これまでに参加するグループ、またはソロでアルバム30作品をリリース。CM、レコーディング参加作品多数。2010年せたがや文化財団/世田谷区主催 世田谷芸術アワード「飛翔」音楽部門をSoundFurniture(サウンドファニチャー)名義で受賞。
2019年再始動したi-depでカナダ・ケベック州で開催された北米最大級の音楽フェスティバルFEQ(フェスティバル・デテ・ドゥ・ケベック)に出演し優秀賞を獲得。

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