パワーだけが売りじゃない もっと評価されるべきアイテム リーフレック×米澤美玖
管楽器の響きと音量を増幅させるアイテムとして、プロアマ問わず愛用者急増中の『リーフレック』。今回、超本格派女性サックス奏者として活躍めざましい米澤美玖さんがリーフレックを初体験。驚き満載のファーストインプレッションの模様をお届けしよう。
パワーだけが売りじゃない もっと評価されるべきアイテム
● ブラス
真鍮を採用したオーソドックスなモデル
米澤 おぉっ!? 変わりますね! 音色の輪郭が補強されて、そこに少し乾いたようなサウンドが加わりました。ネックの振動が下の方までしっかり伝わっている感じがします。ロックのようなジャンルに合いそうです。
●レッドブラス
銅を採用したモデル
米澤 音の芯が太くなり、音色も華やかになるのですが、まとまりがあります。先ほどのブラスよりも少しあたたかみがあります。昔のビッグバンドやディキシー、スウィングにも合いそうです。
\ 米澤さん イチオシ/
●シルバープレート
レッドブラスに銀メッキを施したモデル
米澤 上品でウェットな印象です。特に高音域で艶を感じますね。そのせいか、高音の繋がりがとても良くなりました。ブラスとレッドブラスはアメリカンなジャズ、こちらは北欧系のジャズやスムースジャズ、歌モノに合うと思います。
● ソリッドシルバー
銀(Ag925)を使用したモデル
米澤 今のセッティングをすべてそのままワンランク上げてくれるようなイメージですね。他の素材は、もとのセッティングに新たなキャラクターを付け加えてくれる印象でしたが、これはバランス良く寄り添ってくれる。あと、音の鳴りが速くなって、繊細なコントロールを可能にしてくれます。
\ 米澤さん イチオシ/
●レッドブラス+ゴールドプレート
米澤 華やかだけどやりすぎない、絶妙ですね。あたたかみが加わるので個人的にはバラードが吹きたくなりますが、どんなジャンルでもマルチに対応できそうです。吹いたときにズッシリ感があって、「音が太くなったな」と一番感じるのはこの素材ですね。
なんでこんなに変わるの!?
それと、付けると確かにパワーが出るようになりますが、それだけを売りにしていないというのがよくわかりました。例えば、フラジオが力を入れずラクに出せたり、自分の音がモニタリングしやすい、とか。これに慣れてしまうと、外したときが大変そうですね(笑)。
何より、リーフレックを付けると気持ち良く吹けます。そういった意味では、ライブのときのメンタルもサポートしてくれるはず。難しい曲を吹くときのお守りとしても良さそうです(笑)。
プロフィール
米澤 美玖(よねざわ みく)
8歳よりテナーサックスを始め、11歳でビッグバンドに入りジャズを始める。現在、自らのリーダーライブでは青柳誠、松本圭司、岡田治 郎、川口千里、則竹裕之など、国内のトップミュージシャンとの共演を重ねるほか、GLAYのTAKUROのソロプロジェクトのツアーにも参加。2019 年リリースのジャズバラードアルバムはAmazon日本のジャズ部門93日間のトップセラー1位を記録。2019年4月に「Exotic Gravity」でキングレコードよりメジャーデビュー。現在ラジオのパーソナリティとしても活躍中。
リーフレック 全国楽器店にて販売中。アルソオンラインでも好評発売中!
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● 気になる、リーフレックの選び方
楽器に合うサイズや種類、付属品のことはここでチェック!
33mm>> 9K Rose / 14K Rose / 14K Yellow / 24K Yellow
41mm>> 9K Rose / 14K Rose / 14K Yellow / 24K Yellow
• ヴィンテージ-vintage- >>33mm / 41mm
• レッドブラス-Red Brass- >>33mm / 41mm
• シルバープレート-Silver Plated- >>33mm / 41mm
• ソリッドシルバー –Solid Silver- >>33mm / 41mm
• ゴールドプレート-Gold Plated- >>33mm / 41mm
• レッドブラス+ゴールドプレート -Red Brass + GP- >>33mm / 41mm
ゴムバンド–band-
• ブラック>>45mm / 55mm / 70mm / 85mm
• シルバー>>45mm / 55mm / 70mm / 85mm
• ゴールド>>45mm / 55mm / 70mm / 85mm
米澤美玖
Miku Yonezawa
北海道・旭川出身。8歳よりテナーサックスを始め、11歳でビッグバンドに加入し、ジャズを始める。高校卒業後に上京し、尚美ミュージックカレッジではコンテストで優勝を飾る。インディーズから5枚のアルバムを発表。ジャズ〜ファンクを中心に多くのジャンルをプレイ。サポートでは、GLAYのTAKUROのツアーを務めたりと、活動の幅を広げている。2019年4月に、キングレコードから初のメジャー・アルバム「Exotic Gravity(エキゾティック・グラヴィティ)」を発表。