サックス記事 アメリカから逆輸入!?ファンキーなバンド“MANHATTANZ”
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ニューヨーク・マンハッタンで腕を磨いた二人の奏者が届ける最高のフュージョンナンバー

アメリカから逆輸入!?ファンキーなバンド“MANHATTANZ”

ARTIST

北守氏が率いる、ファンクサックス集団のクリスマスライブ

そして昨年末、“MANHATTANZ”のフロントマン北守一生氏が率いる“メガサックス”バンドが、新宿の町でライブを開催するとのことで訪問をした。

“メガサックス”は社会人数名が集って音楽を学んでいるアンサンブル集団。新宿を拠点として月2回の練習日があり、年に2回ほどのライブを開催している。キャンディ・ダルファーやインコグニート等のファンクミュージックをはじめ、ディスコやフュージョンといった会場を湧かせるソウルフルなナンバーを中心に演奏しているとのこと。

メガサックス
この日、ステージに上がったのは8名のメンバー。

今回のライブで彼らが一曲目に披露したのは、インコグニートの『Still A Friend Of Mine』。続く二曲目はTOTOの『Africa』だ。誰もがご知るエモーショナルな楽曲で、耳馴染みの良いメロディに思わず身体が揺れてしまう。クリスマスも近い12月に行なわれたということもあり、この日はバラード調の楽曲が中心のセットリスト。総勢8名のサックス吹きが奏でるハーモニーは重厚で、ソロとは一味違う迫力があった。

メガサックス

MC等をはさみ、最後の一曲『Can't Take My Eyes Off of You』がはじまると、観客席から手拍子が沸き起こる場面も見られた。80年代の懐かしいディスコナンバーは、北守氏の演奏に引き寄せられて集まったメンバーたちによって、ソウルフルな演奏に仕上がっており、見ていても心が躍るライブであった。

この、『メガサックス』はピアノの老舗メーカーである河合楽器製作所が運営をする音楽教室・レプレ新宿で土曜と日曜にレッスンを行なっている。立地や時間等、忙しい社会人でも参加しやすい環境が魅力的だ。ファンクミュージックやディスコ音楽が好きな方だけでなく、ただ純粋にアンサンブルを楽しみたい方も、下記リンクより詳細をチェックしていただきたい。

 

仲間と一緒にファンキーでソウルフルな音楽を奏でよう!
本記事で紹介したメガサックスの詳細は画像をクリック★

下記の記事ではレッスンの様子をご紹介しています★

取材協力: 河合楽器製作所

 

 

 


PROFILE: 北守 一生
1993年大学3年の時に、札幌ススキノナイトクラブのオーディションを受け、プロ活動を始める。
1995年アン・スクール・オブ・ミュージック入学。村岡建氏に師事。ライブハウスやテレビショー、アーティストのPV、レコーディング等多方面で活躍後、2003年渡米し、Charles Smithのソロアルバムレコーディングに参加。2004年再度渡米、ニューヨークのブロンクス地区の教会で専属サックス奏者となる。クリントン元大統領、カーター元大統領が参加したコンベンションや、アーノルドシュワルツネッガーが参加するパーティー等でもソリストとして演奏。シシーヒューストン、コモドアーズらと共演。2010年には日本の演歌歌手ジェロのアメリカツアーにサポートメンバーとして参加。
2014年帰国。現在、NYで肌で感じた音楽のソウル、聴衆との一体感、臨場感などを分かち合いたいと日本での活動に力を注いでいる。

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