天才少女がキャリアを積んで 国際的な実力を身につけた証となる 初のライブアルバムが登場!
弱冠18歳の女子高生だった2010年にデビューアルバム「NORTH BIRD」でシーンに登場し、「天才少女」としてセンセーショナルな話題を振りまいた寺久保エレナ。高校卒業とともに渡米しバークリー音楽大学を卒業した後は、ニューヨークを拠点に活動を続けている。そんな順調な成長を続ける彼女から、初のライブアルバムが届けられた。帰国したタイミングで彼女をキャッチ。完成の手応えを訊いた。
弱冠18歳の女子高生だった2010年にデビューアルバム「NORTH BIRD」でシーンに登場し、「天才少女」としてセンセーショナルな話題を振りまいた寺久保エレナ。高校卒業とともに渡米しバークリー音楽大学を卒業した後は、ニューヨークを拠点に活動を続けている。そんな順調な成長を続ける彼女から、初のライブアルバムが届けられた。帰国したタイミングで彼女をキャッチ。完成の手応えを訊いた。
(文:熊谷美広/協力:キングレコード株式会社)
ライブ感とか、そういうエネルギーみたいなものを大切にしている
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- 今回リリースの「ABSOLUTELY LIVE!」は、初めてのライブアルバムになりますね。
- 寺久保
- そうなんです。今のライブ感をぜひCDにして、みなさんに聴いてもらいたいというプロデューサーのアイデアで、ライブアルバムを出すことになりました。
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- ある意味ライブレコーディングって、スタジオ録音とは違って、素が出るというか、いいところも悪いところもそのまま出ると思うんですけど、そういうところに戸惑いなどはなかったですか?
- 寺久保
- 私はライブ感とか、そういうエネルギーみたいなものを大切にしているので、かえって力いっぱい演奏できました。
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- より自分らしさが出せる?
- 寺久保
- そうですね。ライブならではの臨場感というか、迫力が出たなって思います。
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- 実際に自分のライブアルバムを聴き返してみた感想はいかがですか?
- 寺久保
- とても嬉しいです。自分のライブがそのままレコーディングされて、多くの人に聴いていただけるということが。
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プロフィール
寺久保エレナ Erena Terakubo
1992年4月30日札幌生まれ。9歳でサックスを始め、10歳でチャーリー・パーカーを聴いてジャズに目覚める。2005年にボストン・バークリー・アワードを受賞。2010年に『NORTH BIRD』でデビュー。2011年にバークリー音楽大学に入学。同年『ニューヨーク・アティチュード』、2013年に『ブルキナ』をリリース。2015年からニューヨークでの活動を開始し、その後もコンスタントにリーダー作をリリースしている。
CD Information
【KICJ-821】¥3,000(税抜)
[収録曲]<CD収録曲>
01.BIRD LIVES、02.STOMPIN’AT THE SAVOY、03.LITTLE GIRL POWER、04.BUD POWELL、05.A CRYSTAL PATH、06.SHAW’NUFF、07.SKYLARK、08.FIESTA ESPANOLA、09.BE NICE(ビー・ナイス)
[収録曲]<配信収録曲>
01.BIRD LIVES、02.ROCKY、03.STOMPIN AT THE SAVOY、04.LOVER MAN、05.LITTLE GIRL POWER、06.BUD POWELL、06.A CRYSTAL PATH、07.SHAW’NUFF、08.SKYLARK、09.FIESTA ESPANOLA、10.BE NICE(ビー・ナイス)
[演奏]寺久保エレナ・カルテット: 寺久保エレナ(As,Ss)、片倉真由子(Pf)、金森もとい(Bass)、高橋信之介(Ds)
次ページにインタビュー続く
・お客さんが応援してくれることによって、もっといい演奏ができる
・常にクオリティの高い音を目指してランニングもやってます
寺久保エレナ
Erena Terakubo
1992年4月30日札幌生まれ。9歳でサックスを始め、10歳でチャーリー・パーカーを聴いてジャズに目覚める。2005年にボストン・バークリー・アワードを受賞。2010年に『NORTH BIRD』でデビュー。2011年にバークリー音楽大学に入学。同年『ニューヨーク・アティチュード』、2013年に『ブルキナ』をリリース。2015年からニューヨークでの活動を開始し、その後もコンスタントにリーダー作をリリースしている。