ディメンションのデビュー30周年を飾る会心作が完成!
今や世界中にファンを持つJ-フュージョンを代表するグループとなったDIMENSION。そんな彼らが1992年にミニアルバム「Le Mans」でデビューしてから今年で30年の節目を迎えた。その記念作ともなるニューアルバム「33」は、これまで築き上げてきたシャープでソリッドなイメージはそのままに、レイドバックした大人の余裕も感じさせるスケールの大きい一枚に仕上がった。我らが勝田一樹が、その制作の様子を貴重な秘話も含めて惜しみなく語ってくれた。
(インタビュー・文:山本美芽/取材協力:ビーイング)
勝田と増崎それぞれのディメンション観が集約された1枚に
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・それぞれの音域にいいところがあるので音楽にあわせて使い分ける
・ハーモニーはテナーやソプラノを使わずに、アルトですべて録る
・30年の活動で身についた曲を作るスキルやサックスの演奏スタイル
●PROFILE
勝田一樹 Kazuki Katsuta
1966年9月3日生まれ 神奈川県出身 その奏でる音色は一聴して分かるように唯一無二の存在感を放ち、彼から影響を受けたサックスプレイヤーは後を絶たない。アルトサックスプレイヤーとして、アンサンブルの中に溶け込む力強さと優しさを調和させたそのスタイルに加え、様々なアーティストのレコーディングにおいてはブラスセクションのアレンジ力も高い評価を得ている。ソロ活動として勝田自身がプロデュースの「JAFROSAX」名義でアルバムを4枚リリース。国内外及び多ジャンルにまたがり大好評を得る。2014年には待望の初のソロアルバム「Kazuki Katsuta」をリリース。このアルバムはAMAZONジャズチャート、iTunesジャズチャート、オリコンのジャズチャート日本人アーティストのすべての1位を獲得した。これまでに3枚のソロアルバムをリリースし、ソロ活動も精力的に行なっている。近年DIMENSION以外ではDREAMS COME TRUE、TUBE、大黑摩季、などのアーティストのレコーディングやツアーに参加している。
「33」
DIMENSION
【ZACL-9132】 ¥3,300 (税込)
ZAIN RECORD
[演奏]勝田一樹(As)、増崎孝司(Guit)/則竹裕之/川口千里/山本真央樹/坂東慧(Ds)、須藤満/二家本亮介(Bass)、友田ジュン/安部潤/和久井沙良(Key&Prog)
[曲目]High Time、Matrix World、Route 57、Fantasy Kingdom、Tomorrow、Shake It On、Free Your Mind、Like it or Hate it、Last Time、1.2.3 Boogie
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勝田一樹
Kazuki Katsuta
人気フュージョン・バンドDIMENSIONのフロントマンを30年にわたって務める。その音色は一聴して分かるほどに唯一無二の存在感を放ち、彼の影響を受けたサックスプレイヤーは後を絶たない。アルトサックス・プレイヤーとして、アンサンブルの中に溶け込む力強さと優しさを調和させたそのスタイルに加え、様々なアーティストのレコーディングにおいてはブラスセクションのアレンジ力も高い評価を得ている。ソロ活動として勝田自身のプロデュースによる「JAFROSAX」名義でアルバムを4枚リリース。国内外および多ジャンルにまたがり大好評を得る。2014年には待望の初のソロアルバム「Kazuki Katsuta」をリリース。これまでに3 枚のソロアルバムをリリースしてソロ活動も精力的に行なっている。2022年からはCASIOPEA-P4のギタリスト野呂一生と共に「J-FUSION BLUE NOTE TOKYO SPECIAL」というイベントをブルーノート東京で開催し大好評を得る。DIMENSIONとしては2023年に行われたBlue Note Tokyo 35th presents JAZZ-FUSION SUMMIT2023 公演でT-スクエア、CASIOPEA-P4等、Jフュージョンを代表するバンドとの共演が記憶に新しい。
(2024.02)