サックス記事 第二回|音大受験について
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音楽大学受験の体験談を一挙紹介!

第二回|音大受験について

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昭和音楽大学でサクソフォーンを専攻している平井千紘氏がお届けするWEB連載「音大生color」。 音大生の進路や日常についてを現役音大生ならではの目線で紹介をしてもらいます。第二回目は音楽大学の受験について!

[Column]音大で吹奏楽を学ぶには?

近年盛り上がり続ける日本の吹奏楽。
吹奏楽で楽器と出会い、音大を目指す人も多いのでは…?
そこで、ソロやアンサンブルよりも”吹奏楽が学びたい!” “吹奏楽指導者になりたい!”という人へ向けたコースや専攻をご紹介。

■国立音楽大学
 ……吹奏楽指導者コース(3年次〜)
■尚美学園大学
 ……吹奏楽・マーチング専攻
■昭和音楽大学
 ……ウインドシンフォニーコース
■洗足学園音楽大学
 ……吹奏楽指導者マスタークラス
■東京音楽大学
 ……吹奏楽アカデミー専攻

(五十音順)

大学にもよりますが、ソロだけでなく合奏授業に特化しているのはもちろんのこと、他にも指揮法、スコアリーディング、楽曲分析、楽器研究、作編曲など…吹奏楽に取り組む上で必要な知識や技術が学べる授業が盛りだくさん!

通常の管弦打楽器専攻でも吹奏楽の授業は必修となっている大学がほとんどですが、よりレベルの高いもの・多様なものを求める人には上記のコース・専攻がオススメかもしれません。
近年新設されたものも多いので、ぜひオープンキャンパスや演奏会などに出向いてみてくださいね!

編集後記

私も高校時代は毎日必死に練習ばかりしていましたが、その後の浪人期間は時間にも余裕があったので色んなことをしました。栗山さんとの話でもあった通り、美術館や植物の鑑賞、読書、手芸、料理、遠出…それから演奏会にもジャンルを問わず行きました。
セミナーやマスタークラスも受講・聴講関係なく様々なものに参加し、とにかく視野を広げて常にモチベーション高く過ごすようにしたり。
大学生活に追われる今、高校生だから・あの時だからできたなと思うこともいろいろ…。

視点をちょっと変えるだけでも音楽への鍵はそこらじゅうに溢れているので、練習ばかりにならず「今」しかできないことをたくさん経験して、ぜひ自分の音楽のパーツを増やして欲しいなと思います!

皆様が素敵な中学・高校生活を送れますように…! それではまた次回!

現在、現役音大生を対象に音大受験についてのアンケートを実施しています!
是非ご協力よろしくお願いいたします!

▼アンケートフォーム
https://forms.gle/jcQVP1FmJSPLnrru8

 
 

ライター プロフィール

 
平井千紘
Chihiro Hirai
平井千紘

埼玉県朝霞市出身。 13歳よりサクソフォーンを始める。 第18回ジュニア・サクソフォーンコンクール入選。第5回Kサクソフォーンコンクール第3位。 須川展也氏のマスタークラス、セミナーを修了。 サクソフォーンを佐藤典夫、鶴飼奈民、上野耕平、大森義基の各氏に師事。 室内楽を小串俊寿、野原武伸、小山弦太郎、神保佳祐、榮村正吾、上野耕平の各氏に師事。 埼玉県立大宮光陵高等学校音楽科を経て、現在昭和音楽大学 弦管打楽器演奏家Ⅰコース3年次在学。

 
 
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