I♥Rollins Message to Mr.Jazz Giant
モダンジャズ最盛期より世界中に多くのファンを生み出し、以来ジャズ界の頂上に君臨し続けるソニー・ロリンズ。
ジャズが幅広く日本に紹介され始めた1960年代にはすでに大スター。
わが国でも、ロリンズに憧れを抱き続けている一流プレイヤーは少なくない。
そんな国内奏者にアンケートを実施し、ソニー・ロリンズの知られざる魅力について探ってみた!(掲載はABC順)
回答者
GAMO、浜崎 航、石川周之介、MALTA、三木俊雄、峰 厚介
[アンケート項目]
Q1音楽家ソニー・ロリンズの最も素晴らしい点は? Q2他のプレイヤーと違う最も特徴的な点は? Q3最も好きなナンバーは? Q4ソニー・ロリンズに聞いてみたい疑問は?
Q5ソニー・ロリンズにまつわる想い出やエピソードは?
● 次のページに続く
・ロリンズを敬愛する奏者によるアンケートの回答
・ロリンズが信頼を寄せた 国内リペアマンが語るロリンズの素顔
・話題のジャズ・コミック「BLUE GIANT」作者 石塚真一 スペシャル・インタビュー
ソニー・ロリンズ
Sonny Rollins
1930年9月7日、ニューヨーク生まれ。7歳の頃、ルイ・ジョーダン(as)のレコードを聴きサックスに興味を抱く。9歳でピアノを、また11歳でアルト・サックスを始め、高校時代にテナー・サックスへ転向。ハイスクールではジャッキー・マクリーンやケニー・ドリューらとバンドを組んだ。1950年からはマイルス・デイヴィスのグループに参加。翌51年には『ソニー・ロリンズ・ウィズ・ザ・モダン・ジャズ・カルテット』でデビューした。56年には歴史的名盤『サキソフォン・コロッサス』を録音。その歌心溢れるプレイが多くのファンを獲得し、ジャズ界での地位を確立した。また同年、『テナー・マッドネス』でジョン・コルトレーンと共演。以降、『ニュークス・タイム』『ヴィレッジ・ヴァンガードの夜』など多くの名盤を発表した。60年代にはアバンギャルド、70年代にはフュージョン寄りのアプローチを行なうなど常に音楽の可能性を追求し、ジョン・コルトレーンと並ぶジャズ・サックスの巨人として讃えられている。