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難易度: 3演奏時間: 約 4分30秒
モーツァルトは生涯に41曲の交響曲を作曲しましたが、その中で短調のものはたった2つしかありません。ひとつが25番、もうひとつが第40番です。映画「アマデウス」の冒頭をはじめ、多くのメディアで取り上げられ一躍有名になったこの「交響曲 第25番 ト短調 K.183」はモーツァルト17歳の時の作品。第1楽章 アレグロ・コン・ブリオ、4分の4拍子は、ユニゾンで奏するシンコペーションのリズムが大変印象的です。クラリネット版の編曲では、原曲にある表情(弦楽器のトレモロ効果等)に近いものが出せるように随所に工夫をしていますので、原曲をよく理解した上で、奏法等を研究してみて下さい。クラリネット8重奏、クラリネットクワイア、どちらでも演奏可能です。(クワイアで演奏する場合、[B],[K],[P]の1st Cl.と、[L]のE♭ Cl.はsoloで演奏すると効果的です。)コンチェルト・ダモーレ 佐川聖二クラリネット・オーケストラの委嘱により2007年に編曲。同年、三鷹市芸術文化センター 風のホールにて、佐川聖二氏の指揮、同団体の演奏により初演されました。(坂井貴祐)約7'30"
定価: 4,410円 (税込)
交響曲 第25番 ト短調 K.183 より 第1楽章