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ヤマハ用セット内容:ネックジョイント・スクリュー、ミディアムウェイト(真鍮)対応楽器:ソプラノ、アルト、テナー、バリトン
ウェイトを装着しない場合、LowからHighまでの倍音を程よく含みながら、メリハリの効いたすっきりとした音色。ミディアムウェイト装着時は、特にキラキラ、シャリシャリとした高次倍音をより多く含んだ音色で、エッジィな感じも増します。エコーさせたようなサスティン感が欲しいときはミディアムウェイトの装着がおススメです。また、ウェイト装着時は、アーティイキュレーションへの反応が良く、フラジオ音域も当たりやすくなる印象です。なお、ウェイトを装着する際は、響きを本体に確実に伝達するために、必ず面取りをしてある方を上部(つまみ側)、平らな方を本体抜き差し外管側になるよう装着してください。
価格: 7,150円 (税込)
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ネックと楽器本体を繋ぐネックジョイント・スクリューは、マウスピースで生み出された響きをいかに効率よく楽器に伝達させることが出来るか、その決め手となる重要なパーツです。従来のネックジョイント・スクリューは、押し傷、微細な割れが生じるプレス加工であったり、つまみ部分とねじ部分にロウ付けが施されていたりと、響きを楽器に伝達する重要なパーツとしては十分とは言えない製品精度です。ウェイトチューニング・ネックジョイント・スクリューは、楽器のパーツ製作を長年手がけて来た日本の職人が、手作業でひとつひとつ丸棒から削り出し製作した、つまみ部分とねじ部分一体型成形です。また、ねじ部分には、重さの異なる各ウェイトを装着することが可能で、このウェイトの違いがキャラクターの違う響き、音色を導きだし、アーティキュレーションへの反応も向上します。ポイントとなるのは、つまみ部分とねじ部分の精度に加え、このウェイトの製品精度の高さです。楽器本体の抜差外管と接触する外側部分と、つまみの下部と接触する部分は、つまみのテーパーと同じ角度で面取りされているなど、高い技術を持った職人ならではの切削技術により出来上がった逸品です。
(左から、純正のネックジョイント・スクリュー → ウエイトチューニング・ネックジョイント・スクリューのウェイト未装着 → ウエイトチューニング・ネックジョイント・スクリューにミディアムウェイトを装着した状態)
ネックジョイント・スクリュー、ライアー・スクリューは、うちわボルトという種類のねじですが、この指でつまむ“うちわ部分”の重さが響きにとって重要です。この部分が軽すぎてもダメですが、重すぎると多くの倍音、特にキラキラとした倍音を含んだ音色になりません。また、重さがベストであっても、楽器本体の抜差外管との接触部分の精度が悪ければ、響きをしっかりと楽器本体に伝達できません。そこで、この抜差外管と接触する部分を、取り外し可能な高精度ウェイトとして仕上げました。重さと素材の異なるウェイトは全4種類です。ウェイトチューニング・ネックジョイント・スクリュー、ウェイトチューニング・ライアースクリューロングと各ウェイトを組み合わせて、それぞれの響き、音色をお愉しみください。
<ご注意ください>ヤマハ用のネックジョイント・スクリュー、ライアースクリューのねじ部分と、セルマー用の同部分のねじピッチは異なります。適合メーカー以外の組み合わせにより、楽器本体のねじ山がなめて潰れてしまうので、絶対に行なわないでください。また、メーカーと適合したウエイトチューニング・ネックジョイント・スクリューを使用の場合でも、楽器本体側の個体差や、楽器の雌ねじ部分の錆、雌ねじ部分の摩耗、古くなったグリス等で固着しているなどにより、ウエイトチューニング・ネックジョイント・スクリューが上手く入らないことも考えられます。その場合、無理にスクリューを回し入れようとせずに、本体メスねじ側をよく掃除した上、スクリューにグリスを塗ってゆっくりと回し入れてください。それでも入らない場合、ムリをせず、お買い求めのお店にご相談ください。スクリューを無理に回し入れ生じた楽器本体側の不具合等につきましては保証いたしかねます。ご了承ください。