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表紙を飾るのは、日本のクラシックサックス界を長年に亘って牽引してきた二大巨頭、須川展也&雲井雅人の両氏。両雄並び立つ豪華なカヴァーがついに実現した。COVER STORYではもちろん、二人の歴史的な初対談の模様を掲載。ともに今年でデビュー30周年という節目を迎える両氏が、自身のこと、お互いのこと、そしてサックス界のことを忌憚なく語ってくれた。特集はジャズ界のレジェンド10人の音色に近づく方法を国内の美音プレイヤーが指南する「憧れの音色を手に入れる〜Let’s Get the Sound of Legend」と、ヴィブラート奏法の極意をジャズとクラシックそれぞれの立場から解説する本多俊之&彦坂眞一郎の対談ほかで構成した「ヴィブラートの極意に迫る〜How to Vibrato」の2本立て。その他、新製品の紹介やアーティストインタビュー、ライブレポートなど耳よりな情報が満載!
定価: 1,047円 (税込)
[Cover Story] 須川展也&雲井雅人
日本のサクソフォーン界を率いた二大プレイヤーの共演 互いに今年デビュー30周年を迎える雲井雅人、須川展也両氏。歩んできた道のりは違えど、現在のサクソフォーン界をこの二人が率いてきたことに異論はないだろう。一方は雲井雅人サックス四重奏団の、もう一方はトルヴェール・クヮルテットの主軸として活躍しており、そのフィールドは似ていながらも重なる部分は少なかった。しかしついに昨年のサクソフォニーフェスティバル沖縄で、二人のデュオが実現。そこで今回はキャリアスタートからの30年をたどっていく対談を敢行。それは日本のサクソフォーン界がたどってきた道のりとも言える。
[特集1]
ジャズアルトの10ジャイアンツが奏でる音色を国内の美音プレイヤーたちが徹底解剖!
憧れの音色を手に入れる! Let’s Get the Sound of Legend 人間の声に最も近い楽器と称されるサックスは、歌声と同様に吹き手によって様々な個性が音色に表れる。しかし、理想とする音色でサックスを奏でられるというプレイヤーは、ごくひと握りの限られた人たちだけだろう。そんな選ばれしサックス奏者のなかでもトップに位置し、誰もが憧れる音色を持つ10人のジャズアルト巨人を今回は編集部がピックアップ。同じアルト奏者で音色の良さに定評がある国内の名手たちが、その素晴らしい音色に近づくための方法をレクチャーしてくれる!
チャーリー・パーカー|ポール・デスモンド|アート・ペッパールー・ドナルドソン|キャノンボール・アダレイ
ジャッキー・マクリーン|フィル・ウッズメイシオ・パーカー|デヴィッド・サンボーン|ケニー・ギャレット Q1:そのプレイヤーの音色はどのような点が個性的で素晴らしい?Q2:そのプレイヤーの音色に近づくための方法は?Q3:そのプレイヤーの音色が分かり易く確認できる録音物は?
■この名曲で音色を鍛える
『Everything Happens to Me』 for AsMusic by Matt Dennis /Played by Charlie Parker 『Star Eyes』 for AsMusic by Don Raye, Gene de Paul /Played by Art Pepper
[特集2]
ヴィブラートの極意に迫る How to Vibrato
■クラシックサイド、ジャズサイドから見た美しいヴィブラート 対談:本多俊之&彦坂眞一郎 クラシックとジャズというジャンルの垣根を越え、サックス五重奏「HIGE FIVE」や室内楽トリオ「SMILE!」の共演などで長年にわたって交流がある本多俊之さんと彦坂眞一郎さん。今回、お二人に「ヴィブラート」をテーマに対談していただいたところ、各分野で活躍する著名ミュージシャンのスタイル、効果的な練習方法、また波形の研究についてなど多くの話題が飛び出すこととなった。
■クラシックサックスの両巨頭がヴィブラートを語る 雲井雅人/須川展也 表紙と「COVER STORY」に登場してもらった日本のサックス界を代表する両巨頭にも、ヴィブラートについて考察してもらった。
■ヴィブラートは心でかけろ!B型4人のヴィブラート指南 Quatuor B 日本各地の老若男女に音楽の感動を伝え続けるカルテット、クワチュール・ベー。豊富な演奏経験に裏付けられた、実践的なヴィブラート論にじっくり耳を傾けよう。
『アルルの女』第一組曲「前奏曲」より for As『アルルの女』第二組曲「前奏曲」より for As『I Cover the Waterfront』for As
[Talk Jam-1]ゴールデンでバラエティなニューアルバムが完成!辻本美博(カルメラ) 大阪発のエンタメ系インストブラスロックバンド「カルメラ」の通算6枚目となるニューアルバム「ゴールデン・バラエティー」が2月26日にリリースされた。そこで、アルトサックスの辻本美博をキャッチし、ニューアルバムについて語ってもらった。
[Talk Jam-2]サックス定番曲『ピック・アップ・ザ・ピーセズ』を生み出したホワイト・ソウル・バンドフレッド“フレディV”ヴィグダー(アヴェレージ・ホワイト・バンド) キャンディ・ダルファーのカバー・ヒットでもお馴染みの『ピック・アップ・ザ・ピーセズ』。この曲のオリジナルはと言えば、英国の白人ソウル・グループ、アヴェレージ・ホワイト・バンドだ。4年ぶりに来日した彼らをキャッチした。
[Talk Jam-3]大山日出男 大山日出男氏著書の「ジャズボイスの研究」。これは、アドリブ演奏のためのレクチャー本が多く販売されている中、あまり触れられていなかったジャズを演奏する上での“音”そのものについて考察している一冊だ。今回はあらためて、大山日出男氏に本作の内容について語ってもらった。
[Event Report-1] ボブ・ミンツァー サックス&バンドクリニック世界的プレイヤーは超一流の教育者でもあることを証明したクリニック
[Event Report-2] つづらのあつし JAMセッション最高の音楽環境で一流のミュージシャンとのセッションを楽しめる!つづらのあつしリーダーJAMセッションがスタート!
[Event Report-3] ブラスジャンボリー2014
[New Gear Report] audio-technicaプロフェッショナルモニターヘッドホンATH-M50x 世界標準のM50に新たな機能を加えた、レコーディング&リスニングの強い味方“M50x”誕生! 音楽を演奏するにも聴くにも、欠かせないアイテムのひとつであるのがヘッドホン。巷には数々の機種が溢れているが、そのなかでも性能の高さでトップに位置するのがオーディオテクニカの“Mシリーズ”プロフェッショナルヘッドホンだ。そこで、いまやアレンジャーとしても引っ張りだこで、自宅にスタジオを持つサックス奏者の竹上良成さんに、実際の作業のなかで試聴してもらうことにした。
[新連載] 名器の殿堂第1回|ヤマハ Custom SAXPHONES 875EX/875楽器としては他の管楽器よりも歴史の浅いサックスだが、各サックスメーカーが開発した現行のフラッグシップモデルを見ると、完成形に近いといえるほど高い完成度を誇っている。そんな名器たちを紹介していくのがこのコーナー。毎回、アルトおよびテナーのフラッグシップモデルを1ブランドずつ紹介していく。第1回目は、今号の表紙に登場したお二人も愛用しているヤマハ875&875EXだ。
タワーレコード推奨サックス名演マスターピース│第3回
HMVレコメンド New Release SAX CD│第7回
アンサンブル楽譜
『夢のあとに』 Ts & Pf
Diggin’ in New York|第17回|鄭優樹
Mark Gross マーク・グロス
Shall We SAX!|第42回|須川展也デビュー30周年を迎えて、今、思うこと
行列のできるサックス相談所|第9回|藤野美由紀
サクソフォニストのためのハローワーク!│第3回 │佐藤淳一警察音楽隊編 佐野純也(警視庁音楽隊)
Solfege for Jazz-Adlib|第6回|大山日出男今回はヴォイスリーディングに入ります。横のラインを考え、自ら歌ってみましょう。
本田雅人のHYPER Q&A|第10回悩み解決! 読者のQに答えます今回も引き続き、T-SQUARE時代の名曲『When I Think Of You』をテーマに読者の悩みに鋭く回答してもらう。Q:49小節目の4拍目などのフラジオ音(A音)からF#へのベンドダウンはどうやって行なっているんですか? 半音階で降りているのなら運指はとても難しいと思います。その場合の運指とその他のテクニックやコツがあるなら教えてください。
<あなたのアドリブ添削します>
Make Your Own Solo|第21回|大森 明
■投稿掲載曲:「Beautiful Love」ビューティフル・ラヴ
■課題掲載曲:「City Lights」シティー・ライツ
リレーエッセイ“日々徒然”|第54回|大貫 比佐志人生を変える出会いがそこに
サックスで吹いてムター|第7回|ムター今回の楽曲▶『プラチナ』カードキャプターさくら主題歌
吹奏楽サックスA to Z|第14回|田中靖人 新入生歓迎&部員確保編Q.これぞ鉄板!の勧誘方法はありますか?/自分より上手な後輩にどう接すれば?…
赤堀ケイのDo Not Work|第13回藤田淳之介(TRI4TH)自分の音で全世界の人が涙する、そんなライブがしたい!
ジャズフェスわっしょい街おこし|第5回|矢野智礼ジャズフェス主催者に訊く!
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