ピアニスト海野雅威が綴る 朋友ロイ・ハーグローブへの想い
現代トランペット界きってのカリスマだったロイ・ハーグローヴが、突然この世を去ってから間もなく一年を迎えようとしている。ロイ・ハーグローヴ・クインテットのメンバーとして2年にわたって行動を共にしたピアニスト海野雅威。その想いを綴った追悼の文を本誌に寄せてくれた。
現代トランペット界きってのカリスマだったロイ・ハーグローヴが、突然この世を去ってから間もなく一年を迎えようとしている。未だに喪失感を埋めることができないという声をトランペット・シーンおよびジャズ・シーンではプロ、アマチュア問わず多く聞く。 そんななかでも日本人としては最もロイの近くにいたミュージシャンから本誌編集部に連絡が届いた。ロイ・ハーグローヴ・クインテットのメンバーとして2年にわたって行動を共にしたピアニスト海野雅威。その想いを綴った追悼の文を本誌に寄せてくれた。
華やかなステージでの姿に隠された繊細で真摯な素顔
アルゼンチン、ブエノスアイレスで新曲を歌いながら伝えるロイ。2017.8.15
Photo by Adriana Mateo
2016年10月から、ロイ・ハーグローヴが亡くなった2018年11月2日まで、彼のクインテットの一員として数多くのステージを経験し、オフでの彼の言動や行動にも接してきたピアニスト海野雅威。破天荒で天才肌というイメージで語られることの多いロイ・ハーグローヴの隠された真の姿を伝えるメモリアル・エッセイ。
ニューヨークのブルーノート。ロイと一番演奏したクラブ。 2018.2.26
Photo by Sayaka Unno
本編はTHE TRUMPET #05でお楽しみください!
ロイ・ハーグローブ | 海野雅威