Clark〜Third Study (Reverse)
vol.08の特集で紹介され好評につき連載となったジャズ&ポップス界の重鎮プレイヤー小林正弘氏が考案したオリジナルのウォームアップ・メニュー「ジャズ・クラーク」。今回もハーバート・リンカーン・クラークによる「テクニカル・スタディーズ」通称「クラーク金管教本」と小林さん制作のジャジーなバックトラックを使って楽しくエクササイズしていこう! 伴奏トラックは本号の付属ダウンロード音源として用意している。Let’s Practice!!
*スマートフォンなどで、譜例が切れて表示されるときは、横にスクロールしてください。
vol.13でアルペジオ(分散和音)のトレーニング“Third Study”を紹介しましたが、今回はそれをvol.09のマイナーバージョンと共にリバースしたものになります。
マイナーキーに置き換えると[VIm-IIm-III7]
マイナーキーの[トニック-サブドミナント-ドミナント]です。
アルペジオの練習でリップ・コントロール、ハーモニー感を養えると思います。
やり方としては最初の音、次の音、次の音、次の音と、すべての音が響いて残っているイメージで吹いてください。
各コードの響きをしっかりと感じながら練習し、最終的にはオケに合わせてワン・ブレスで吹ききれるように。
バッキングトラックはボサノヴァのスタイルになっていますが、 音楽のスタイル、音域によってアーティキュレーションは変わります。バッキングトラックに合わせないで一人で吹くのならば、自分のイメージする音楽スタイルのアーティキュレーションで構いません。
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