特集2 いま気になるマウスピース25本吹き比べ
特に吹奏楽やオーケストラ奏者からの支持を集める、標準よりやや大きなバックボアとスロート径を持つシンフォニックタイプのマウスピース25本を、東京佼成ウインドオーケストラの本間千也が試奏チェック!
トランペット本体と同じ、いや、場合によってはそれ以上に音色や吹奏感に影響を与える重要なパーツといえばマウスピースをおいて他にないだろう。そんななか、最近Bach 1 1/2Cの標準マウスピース※よりやや大きなバックボアと、スロート径で設計されたBachのシンフォニックモデルマウスピースが、特に吹奏楽やオーケストラ奏者からの支持を集めている。そこで今回は、標準のBach 1 1/2Cマウスピースよりやや大きめなバックボア、スロート径を特徴とする各社マウスピースを集め、東京佼成ウインドオーケストラで活躍する本間千也氏を招き、徹底的な吹き比べを敢行した。さらに、特別編として本間氏が取材当日に持参したオススメのマウスピース4本も追加で評価してもらった。(全文はTHE TRUMPET04本誌にてお楽しみください!)
Profile 本間千也(ほんま かずや)
新潟県佐渡市生まれ。東京コンセルヴァトアール尚美ディプロマコースを卒業。第28回新潟県音楽コンクール県知事賞受賞。第16回日本管打楽器コンクール第3位受賞。シエナ・ウィンド・オーケストラ楽団員、神奈川フィルハーモニー管弦楽団特別契約団員を経て、2009年より東京佼成ウインドオーケストラ楽団員。そのほかに、金管アンサンブルグループ「侍BRASS」や、オーケストラ、ソロ、ミュージカル、スタジオ録音など、多種多彩な演奏活動を行なっている。尚美ミュージックカレッジ専門学校、洗足学園音楽大学非常勤講師。神奈川大学吹奏楽部、青山学院大学学友会吹奏楽バトントワリング部トランペットトレーナー。トランペットを杉木峯夫、津堅直弘、Edmund Cordの各氏、室内楽を稲川榮一、佐野日出男の各氏に師事。
<試奏に使用した楽器>(写真上から)
B♭管:Bach Artisan AB190 GB-SP
C管:Bach C180L GB-GP
C管:Bach Artisan AC190S
C管:Yamaha YTR-9445NYS-YM
<評価項目>
● 音色の明暗…明るい ↔ 暗い
● 音の芯…細め ↔ 太め
● 息量…少なくてもよい ↔ 多く必要
● 音色の傾向…鋭い ↔ 暖かい
● 抵抗感…少ない ↔ 多い
● 立ち上がり…速い ↔ 重め
<試奏メーカー>
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<お問い合わせ>
●Bach
野中貿易株式会社 https://www.nonaka.com/inquiry/
●YAMAHA
株式会社ヤマハミュージックジャパン
お客様コミュニケーションセンター管弦打楽器ご相談窓口
ナビダイヤル 0570-013-808
●Schilke / Bruno Tilz / Hammond Design / Stork / Vacchiano
株式会社グローバル TEL.03-5389-5111
●Irving R.Bush /GR Najoom / Marcinkiewicz / JK /Bach 1 1/2C Bob Reeves スロート・バックボア改造 / Bach 1 1/2C Bob Reeves スロート・バックボア改造 /willie’s
眞田貿易株式会社 TEL.03-5480-2678
●Atelier MOMO
Brass Labo. MOMO TEL.06-6646-3900
●Denis Wick
株式会社 ビュッフェ・クランポン・ジャパン TEL.03-5632-5511
●BEST BRASS
株式会社ベストブラス TEL.053-401-5256
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本間千也