ヤマハカスタムサクソフォンYAS-875、875EXが、13年ぶりのモデルチェンジをした。キイの形状・レイアウトを見直すことでさらなる操作性の向上と、音程の正確さを追求。また、低音域の発音性を高め、全体のバランスを見直した。以前にも増して音のつながりが良く、メロディを表現しやすい楽器になっている。また、外観にもこだわり、立体感のある彫刻をベルに施した。ユリをモチーフにした煌びやかに映える新デザイン彫刻は、匠によるハンドクラフトの結晶である。
付属のマウスピースの形状も見直し、音の遠達性の向上を図り、柔らかく美しい音色を実現した。YAS-875、YAS-875EXの違いは、YAS-875はU字管補強座あり・ベル3点留め、YAS-875EXはU字管補強座なし・ベル2点留めとなる。その違いにより、YAS-875は重厚で豊かな音色、YAS-875EXはレスポンス良く上質で威厳あふれる豊かなサウンドが特長の楽器となった。
操作性と柔軟性を実現し、豊かな音色と響きのバランスが非常によくとれているため、より音楽に集中できる。自分の表現ができるようになり、自由に羽ばたくような演奏ができる楽器だ。