夏と言えば甲子園ですね! 甲子園といえば野球ですが……、全日本吹奏楽コンクールも負けていません! 現在日本各地で全日本吹奏楽コンクールに向けての予選準備が始まっていますが、それでは、具体的にどのようなコンクールなのでしょうか?
始まり:1940年(太平洋戦争で一時中断、1956年に再開) 主催:社団法人全日本吹奏楽連盟、朝日新聞社 対象:アマチュア吹奏楽団
1940年から始まった全日本吹奏楽コンクール、今年で第64回目の開催となります。その伝統ゆえ、今日の吹奏楽界では1年で一番大きい行事として定着してきました。 テレビバラエティで吹奏楽が取り上げられたことを一つのキッカケとして、吹奏楽コンクールでの熱い戦いが“コンクールに出ない人”たちにも知られるようになり、今では全国大会のチケットが入手困難になるほどの人気ぶりを見せています。 では、出場する際にはどんなルールがあるのでしょうか。
《出場可能最大人数/ 1団体あたり(指揮者は含まず)》 中学校の部:50名以内 高校の部:55名以内 大学の部:55名以内 職場・一般の部:65名以内 演奏時間:課題曲・自由曲合わせて12分以内 使用楽器:課題曲はスコアに指定されている楽器、自由曲は木管・金管・打楽器とコントラバス・ピアノ・チェレスタ・ハープ、歌声(歌詞のないもの)が使用可
これらに加え、すべての部門において吹奏楽連盟に加盟していることが条件となります。演奏時間の制約はとても厳しく、舞台上での移動時間も含めて1秒でも超過すると失格となります。表彰については各部門で金賞・銀賞・銅賞のいずれかになります。
♬1)各都道府県にて地区予選(地域によってない場合もある) 《開催日》7月2日(土)~ 8月9日(火) ♬2)予選を突破した団体で都道府県大会 《開催日》7月9日(土)~ 8月25日(木) ♬3)都道府県代表によって行なわれる支部大会 《開催日》8月12日(金)~ 9月18日(日) ♬4)支部代表によって行なわれる全国大会
《開催日》 中学の部:10月22日(土)名古屋国際会議場 高校の部:10月23日(日)名古屋国際会議場 大学の部:10月29日(土)金沢歌劇座 職場・一般の部:10月30日(日)金沢歌劇座
たくさんのドラマを乗り越えて迎える“12分間”。泣いても笑っても本番1発ですべてが決まります。団体競技だからこそ出てくる問題もありますが、そんな時は一致団結し、信頼関係がしっかり築けるとより良い結果になるはずです。 今年のコンクールもハイレベルな演奏を期待しましょう!
4月25日発刊
1月31日発刊
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