レコーディング機器業界で絶大な信頼を誇る「タスカム」に協力してもらい、録音に関するみなさまからの疑問や質問にお答えするこの企画!“ 正しい録音の仕方”を覚えて、自分の演奏を綺麗な音で残しましょう!
企画協力:ティアック株式会社
回答者:小泉貴裕さん(ティアック株式会社 音響機器事業部)
クラリネットアンサンブル(4本)をできるだけ綺麗に録音したいと考えています。録音する環境・場所や、レコーダーに対する楽器の並び方など、おすすめを教えて欲しいです。
ハンディレコーダーで録音する場合は、音源(クラリネット)からの距離が重要です。距離が近いパートが大きく、遠いパートが小さくなります。ですので、アンサンブルの場合はなるべく全員と等距離になる位置にセッティングすると良いバランスで録音できます。部屋については、壁に近すぎると壁の反射音が大きくなりますので、まずは部屋の中心に近いところで試してみてください。
コンサートや収録などで録音する際、必ずサウンドチェックをすると思いますが、プロが現場で必ずやっていることや気を付けているポイントはなんですか?
重要なのは、録音した音を確認する工程を持つことです。楽器や演奏にもリハーサルがあるように、録音にもリハーサルが必要です。一度録音してみて、録音された音を聞き、セッティングを調節するようにします。録音機器の動作確認という意味でも重要です。その他、録音中の事故を防止するために電源の確保、確認や、録音場所の周囲の安全確保なども気を付けなければならないポイントです。
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