レコーディング機器業界で絶大な信頼を誇る「タスカム」に協力してもらい、録音に関するみなさまからの疑問や質問にお答えするこの企画!“ 正しい録音の仕方”を覚えて、自分の演奏を綺麗な音で残しましょう!
企画協力:ティアック株式会社
回答者:小泉貴裕さん(ティアック株式会社 音響機器事業部)
あまり機械製品が得意ではないため、いつも特に設定もせずに、適当に置いてそのまま録音しています。レコーダーで録音するときに、最低限これだけはやっておいたほうが良いことがあれば教えてください。
録音レベル(音の大きさ)の設定と、レコーダーの置き場所(マイクの位置)です。録音前に必ずメーターが振り切れていないか確認しましょう。レコーダーは、自分の耳で聞いて音が良いと思う場所に置きますが、マイクの向きが楽器のほうを向くように注意してください。DR-05であれば、どちらも気にせずに高品位で録音できるように設計されていますので、お勧めです。
音楽用レコーダーの購入を考えています。ホームページなどでスペックを見ると、音質の部分で、96khz、24bit、320kbps など様々な表記があるのですがよくわかりません。この数値が高いほうが良い音で録れるということでしょうか?
これはフォーマットと呼ばれています。デジカメの解像度と同じようなもので、数値が高いほうが解像度の高い音質で録音することができます。また、MP3/WAV といった語句もありますが、これは画像でいうところのJPGかGIFかのようなもので、変換の形式を指しています。WAVは非圧縮形式で容量が大きい代わりに再現性が高く、MP3は圧縮されデータ量は減りますが音質が劣ります。お使いの再生機器も対応している必要がありますので、再生機器が対応しているフォーマットのうち、最も高い解像度で録音しておくのが良いでしょう。
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