Wind-i 5号が2015年4月25日に発売されます!本誌に加え、今号は吹奏楽専門フリーペーパー「wind-i mini」7号が付録付き!
巻頭インタビューにはマエストロ フィリップ・スパーク。特集は「日本が吹奏楽大国になった原点〜再発見! 日本に輝きを与えた作曲家をめぐる旅〜」「吹奏楽の基本はマーチ!指導者のための基本のキ」。
さらに特別企画に警視庁音楽隊による「Wind-iの楽譜を初演 収録音源完成! “私たちこんなことをやってます!”」、また今月放送開始となった「響け! ユーフォニアム」と盛りだくさんです。ここではその内容を少しだけご紹介します。
CLOSE UP 1,2
幾人の人たちがマエストロの作品を吹き、聴くことで、笑顔になったり癒されたりしたのでしょうか。今、日本国内の吹奏楽団でプロ・アマ問わず、おそらく最も演奏回数の多い作曲家の一人であろうマエストロ フィリップ・スパーク。その人気の秘密は、吹奏楽、ブラスバンドの特徴を最大限に引き出すサウンド、情景がつぶさに伝わってくる音楽にあるのではないでしょうか。大きな魅力を持つ作品たちは、どのように生まれてくるのか。3月に来日したマエストロに訊きました。
〈特集1〉
これほど吹奏楽がマスコミに取り上げられることが過去にあったでしょうか?
各テレビ局はさまざまな角度から吹奏楽の現在(いま)をとり上げ番組作りをしています。それらの中心になっているのは、全日本吹奏楽コンクールに向けての話題(「題名のない音楽会」での佐渡&シエナなど例外もあるが)。日本人作曲家による自由曲の数々は“ブレイク”という言葉がまさに当てはまります。とくに最近は、人気の作曲家によるコンクール上位進出定番曲として『ウインドオーケストラのためのマインドスケープ』『ラッキードラゴン』『科戸の鵲巣』『三つのジャポニスム』などがあり、それらはコンテストに入賞したものやプロが委嘱したものなど、難易度も高く編成も大きなものがコンクールを席巻しています。
吹奏楽の、吹奏楽曲の魅力とは何なのでしょう。その黎明期には、その分岐点(あるとしたら)には、どのような名曲が生まれたのか。吹奏楽の黎明期を支えた先人たちの名作を辿る旅に出てみましょう。
〈特集2〉
新年度が始まって1ヶ月が経ちました。吹奏楽部は……担当楽器決め、コンクールの課題曲・自由曲の決定の時期ですね。新入生だけでなく、顧問の先生の中には「今年から吹奏楽部」を担当する方もいらっしゃるでしょう。吹奏楽部の顧問になって避けられないこと──それが指揮です。
でも、他の部活と違ってアドバイスをするだけでなく、生徒たちと同じステージに立てるのは、素晴らしいことだと思いませんか?
そこでここでは生徒たちにどうアドバイスを与え、どう指揮を振るかを吹奏楽の基本であるマーチをテーマに若手の指揮者、指導者たちに訊きました。課題曲のマーチ『春の道を歩こう』の解説付きです!
〈特集2〉
「音楽で仕事をしていきたい!」そんな夢を持っている人は多いでしょう。
ソリスト、プロのオーケストラや吹奏楽団、指導者……いろんな仕事がありますが、“音楽隊”という仕事があることはご存じですか? 消防や警察、自衛隊などにある音楽隊はほとんどが公務員なのです。今回は、Wind-i会員限定コンテンツの音源収録を担当してくれた警視庁音楽隊にスポットを当てます。
〈特集2〉
ついに放送が始まった吹奏楽アニメ「響け!ユーフォニアム」。全国大会出場を目標に掲げた吹奏楽部にやってきた厳しい顧問、部活に何を求めるかという問題にぶつかる部員たち、過去に3年生と2年生の間には何があったのか、そして主人公・黄前久美子と高坂麗奈の関係……。今後の展開が非常に気になります!
wind-i5号では「響け!ユーフォニアム」の世界をもっと楽しむために、ユーフォニアムについて、様々な角度から掘り下げていきます!
〈特集2〉
4月は学校の吹奏楽部にも新入生を迎える時期。いままで教えてもらう立場だった下級生が上級生になり、今度は新入生を指導する立場になります。でもどんなふうに教えればいいのか、悩んでいる人も多いのでは?
そこで今回は、「上級生のためのLesson Book」と題して、入部してきた新入生に教えるべきことを、吹奏楽の第一線で活躍中のプレイヤーに教えてもらいました。上級生とできる練習法も掲載していますので、上級生も新入部員と一緒に楽しんでください!
そして、自分たちのパートをグレードアップして、吹奏楽をより楽しみましょう。