木五カラフルは横浜市のお仕事で「ほどがやミュージッ区フェスタ」に出演しました。この企画は“保土ヶ谷区に音楽を”という方針から、ミュージッ区隊という運営委員が組織され、実際に数回にわたり講義を受け、ブッキングやマネージメントなどコンサート運営についてのノウハウを学び、その集大成としてコンサートを開催するというものでした。
プログラムは、私たちのレパートリーの中から運営委員の方と何度も会議を重ねて、風笛やミッキーマウスマーチなどファミリーコンサートに相応しい曲を選択。“音楽で街を明るく”をモットーに、運営委員の皆さんの想いをしっかり伝えるために心を込めて演奏させていただきました。
演奏はもちろんですが、木五カラフルのコンサートといえば楽しいトークとパフォーマンス。ファミリー向け、子ども向け、クラシカルスタイル、イベント……コンサートのお仕事には色々な様式があり、それに合わせてMCの内容や話し方の雰囲気も大きく変わってきます。 今回は楽器を分解しながらの演奏やリードのみの音色を聴かせるなどしましたが、観客は釘付けになっていました。MCでは笑いも多く終始和やかな雰囲気のコンサートとなりました。
運営委員の皆さんと。 大変喜んでいただけてほっとした表情の木五カラフル
コンサートには主催者や会場関係者の気持ち、聴衆の気持ち、色々な思いが込められています。演者はそのプロセスをよく理解し、お客様がコンサートに足を運ぶというストーリーを大切にし、全員で共通の理解を持ってリハーサル等を重ね、ていねいに準備をしていきます。当日のコンサートレポートだけはSNSに載せることが多いのでその日の様子をご覧いただく機会が多いですが、依頼を受けてからコンサート当日を迎え、終了するまでがコンサートのお仕事。ステージに立つまで実にたくさんのプロセスがあります。私たちもプライベートでよくコンサートに足を運びますが、お客様が実際にコンサートへ足を運んだときの生演奏を体感する感動、そしてプラスαで得られる幸福感はきっと演者がそのプロセスを大切に伝えているからです。だから、また足を運びたくなるんですよね。
一つひとつのステージに心を込めて。
皆さんもぜひ木五カラフルのコンサートへ遊びにいらしてくださいね!
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